素材から調理する自炊をしていればゴミが出ない
ここ1年くらい、なるべく「素材から調理するスタイルの自炊」を心がけてきた。
具体的には、「惣菜を買わない」、「料理の素を買わない」、「その他、開ければ食べられる完成品をなるべく買わない」ということをやってきた。これをやり始めた当初は、食費のみに着目しており、おおよそ月に4,000~8,000円程度安くなっていたことに満足していた。
しかし、「素材から調理するスタイルの自炊」はゴミも減らせるということに最近気づいた。
上記の食材の写真を見て貰えば分かるように、素材はパッケージがシンプルである。物によってはパッケージすらない、剥き出しの物もある。パッケージされている物も、だいたい大人2人分で2~3食以上分程度がまとめてシンプルなビニール袋に入っているだけなので、ゴミはほとんどでない。
自炊で出てくるゴミの大半はパッケージのゴミなので、自炊で使う素材のシンプルなパッケージではなかなかゴミが溜まらないのである。
現在、我が家では4Lのゴミ袋を使っており、週に2回のごみ収集日には必ずゴミを出しているが、ゴミ袋の中はいつも半分程度しか埋まっていない。ちょっと勿体無いので、週に1回だけ出すようにするか、ゴミ袋を半分くらいのサイズにするか迷っている。まぁなるべく家にゴミがある状態を作らないことが望ましいので、ゴミ袋のサイズ変更が良さそう。
惣菜などの「出来上がったもの」はゴミがたくさん出る
一方で、惣菜や料理の素や缶詰など、「出来上がったもの」はたくさんのゴミが出る。
おかずの1品につきパックや紙箱、空き缶などのゴミが出るイメージである。仮に全て「出来上がったもの」で一汁三菜とご飯という食事を作った場合には、少なくとも4つのゴミが出ることになる。我が家でこれを3日間やってしまうと、 12人前(1日2食 x 2人前 x 3日分) x 1人前あたり4つのゴミ = 48個のゴミが出る。流石にこれでは4Lのゴミ袋は収集日前に溢れてしまうだろう。
家計にも健康にも地球環境にもやさしい自炊をやらない手はない
「素材から調理するスタイルの自炊」は家計と健康にやさしいのはもちろん、ゴミを出さないので地球環境にもやさしい。
自炊は、手間がかかるしスキルも必要だが、その成果は自分のみならず他の人も幸せにする。こんなに手軽にできる社会貢献が他にあるだろうか?
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