『momose MLS1-STD/NJ LTB』の弦交換と指板の清掃と弦高調整をした

「ラストワン賞」の『momose MLS1-STD/NJ LTB』を買った話

 『Gibson Les Paul Standard ’50s』を狙っていたところ、材のレアさと、生産終了品が新品で売っているというレアさに、『Gibson』を諦めて即購入したギター。

たぶん日本で最後の新品の『momose MLS1-STD/NJ LTB』を手に入れた
『Gibson Les Paul Standard ’50s』が欲しかったが割高だった  レスポールタイプのギターの野太い音がほしくて、色々なメーカーのレスポールタイプを検討していた。  結局、『Gibson Les Paul Standard ’50s』が一番理想に近い音だった...

弦交換と指板の清掃

 購入時には、自分にとっては「やや太い弦」(おそらく10~46サイズ)が張ってあり、ネックの太さも相まってかなり弾きにくく感じていた。。

 ネックが太くて指に力が入りにくい上に、弦が太くて、押さえるのに力が要るようでは弾けたもんじゃない。。

 そこで、いつも使っている09~42サイズの弦に張り替えてみた。

 その前に指板を清掃&オイル塗布。

 「ローズウッド指板」は「塗装済みメイプル指板」と比べて木がむき出し状態なので乾燥のダメージが入りやすいので、「エリクサー弦」を交換するたびに(2~3ヶ月に1回くらい)オイルを塗ってあげるくらいが良さげ。

 オイルを塗ると「湿り気」のようなものを纏う感じがする。これがあるとチョーキングした時に「カサッ」という不快な感触がなくなるので良い。

弦高を低めに調整した

 試奏時は弦も太いし、弦高も鬼高いしで弾きにくく感じていた。購入後に1回調整したが、それでもまだ高く感じたので調整。

 6弦12Fの弦高を1.8mmくらい、1弦12Fの弦高を1.2mmくらいに調整した。

 なお、弦高は12Fの頂点と各弦の「スキマの長さ」を計測している。

 ちなみにこの弦高は、所有している『Fender AMERICAN ULTRA STRATOCASTER』と同じ。しかし、弾いた感じは『momose MLS1-STD/NJ』のほうが弦を押さえるのに力がいる感じで弾きにくい。多分ネックが太いから、ネックの細い「ストラト」と違って指に力が入りにくくなるからだろうなぁ。

 とはいえ、だいぶ弾きやすくなったのでしばらくこれで様子を見る。弦高はまだまだ下げられるので問題ない。

「ナットの溝」がローポジションの弦高を高くしている?

 12Fの弦高については、持っているギターは大体同じに設定しているが、ローポジションの弦高はブリッジサドル側ではコントロールしきれないんじゃないかと思う。

 「ストラト」、「テレキャス」、「レスポール」のそれぞれのタイプのナットの形状と溝を見ると、全然違うことがわかる。

 この違いがローポジションの弦高、ひいては「弾きやすさ」に影響しそう。

 ナットの形状が大きく、かつ、溝も浅い『momose MLS1-STD/NJ』。

 ナットの形状が小さく、溝も深い『Fender AMERICAN ULTRA STRATOCASTER』。

 ナットの形状がやや大きく、溝が浅い『Fender SILENT SIREN TELECASTER』。

 ちなみに、弾きやすさは、『Fender AMERICAN ULTRA STRATOCASTER』 > 『Fender SILENT SIREN TELECASTER』 > 『momose MLS1-STD/NJ』 な感じ。

 もう少し『momose MLS1-STD/NJ』を弾き込んで、弦高もサドル側で調整してみて、それでも無理ならナットの溝を深くしてもらおうと思っている。とりあえず2〜3ヶ月は弾いてみるか。

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