『異次元クライシス』環境ランクマッチ・シーズンA3a:感想メモ

ランクマプレイログ

2025年6月15日

 マスターボールランクに昇格。

 環境デッキである『ソルガレオex+マシェード』を握りながら勝率を落としてから、メタゲームを把握して『シルヴァディ+リザードンex』デッキに変えてから大躍進した。

 結局はシェア率の高いデッキに如何に勝つか、というゲームなので、メタゲームの知識、情報が一番大事ってこと。

 とりあえず、マスターボールランクまで上がれたので今期はこれでおしまい。シーズン終了まであと2週間以上あるが、ここ最近半端ないペースでプレイしてきたのでここらで一旦区切りとする。

 やったね。

2025年6月14日

 ランクマッチのプレイングを完全に間違えていたように思う。

 これまでは、環境デッキを把握して、対戦中の相手の動きというよりも、こちらがいかに速く盤面を作るか、という勝負だと思っていたが、これは大きな勘違いだった。盤面構築速度が速い『ソルガレオex+マシェード』でランクマッチを繰り返していたが、勝率は5割を上回らなかった。試行回数じゃないのである。

 大事なのは環境デッキに対するメタデッキと、そのデッキの勝率である。その日時点の環境デッキのシェア率とそこに刺さるメタデッキの類型を把握し、そこからより勝率の高いメタデッキを選んでいく、というのが勝率を上げるために必要なのであると思い知った。

 メタデッキの構築について手順が固まってきた。とはいえ、「ここを見ればおk」みたいな確定情報は無いので、足と頭を使う必要がある。そんでもって、メタデッキ構築の情報については「変わっていくモノ」だと思っておいた方がいい。

 つまり、ゲームの勝敗は完全にゲームの外にあるということ。メタデッキ構築については別記事にてまとめる予定。

 2025年6月14日時点では、『オドリドリ+ゼラオラ+ジバコイル』で勝率を稼いでいる。「完全に詰み」にできる組み合わせがいくつかあるし、『ジバコイル』が『シルヴァディ』をワンパンできるのがちょどいい。

 いいかんじ。。

2025年6月10日

 勝率50%を割る。。

 使ってるデッキはテンプレなので、構築は(おそらく)問題ない。プレイングも『マッシブーンex』以外は読みや技術はほとんど介在しないので、負けパターンは引きの悪さとデッキの相性。

 とはいえ、海外のデッキごとの勝率集計サイトでは、テンプレデッキだとおおむね勝率は5割強くらいが一般的。なので、使うデッキをブラさなさいで試行回数をもう少し増やせばもう少し勝率は上がるはず。

Decks - Pokémon TCG Pocket | Limitless
Metagame usage and win rates, top decklists, and matchup statistics.

 とはいえ、それを筆者が自分の手で再現する必要があるのか?という疑問はある。「大会に出るうまい人達がやってそれなんだから、それより下手な筆者がやって何の意味があるのか?」って話。なのでやらない。

 一方で、「シェア5%以上のデッキ」をメタる、とかも面白そうだが、デッキがいい感じにバラけてるので難しい。メタだと「リザードンex単騎」が刺さる感じがしたが、これはほぼ運ゲーなので面白くはない。自分の手番で4ターン目以内に『リザードンex』が1体は立たないと負ける。あと相手に『オドリドリ』が居たら確定の負け。

 いろいろデッキを使ってみたので、勝率と所感については以下の「デッキ所感」を見てほしい。

2025年6月7日

 「じゃんけん」みたいなメタゲームで勝率を落とした。道中は10連敗して、7勝するなど、極端な下振れ、上振れが続いて、「結局はプレイングよりもデッキ相性とドロー次第」だと思った。つまり運。とはいえ、「シーズンを通して勝つ」のが真の強者。そう信じてやっていく。。

 使用デッキについてはだいぶ迷走した。youtubeで紹介されているデッキを組んで、対戦してみて少しずつカスタムしていく感じ。

 なお、「ハイパーボールランク3~4」だと対戦相手としては以下のデッキが頻出。(2025年6月7日時点の体感)デッキ名:出現度。

  • 『シルヴァディ+ズガドーン』:高
  • 『シルヴァディ+ラムパルド』:高
  • 『シルヴァディ+リザードンex』:中
  • 『リザードンex』:中
  • 『マッシブーンex+テッカグヤ2積み』:高
  • 『マッシブーンex+テッカグヤ1積み+カミツルギ』:中
  • 『ソルガレオex+マシェード』:中
  • 『ギラティナex+ダークライex』:低

 『シルヴァディ』と『マッシブーンex』系統のデッキは、「exポケモン」以外でもダメージが取れるので、『オドリドリ』で詰まないのが強い。

2025年6月5日

 「ハイパーボールランク3」の環境では、『シルヴァディ+ラムパルドorズガドーン』、『マッシブーンex』、『リザードンex』が主流で、『カプ・コケコex』、『ギラティナex+ダークライex』がちらほらいる感じ。

 『シルヴァディ+ラムパルド』は結局、「後攻で、かつ、ラムパルドを如何に仕上げるか」だけの勝負なので、相手の動きに合わせたり、手札や場のリソースを踏まえて攻め手を変えることはできない。

 『マッシブーンex』は、すべてが「たねポケモン」で、かつ、『フローチェ』によるベンチ狙撃と『アカギ』での相手のバトル場への干渉、『テッカグヤ』でのバトル場の自由な入れ替え、『ルザミーネ』を利用したエネルギートラッシュの活用など、単純に「火力の高い技で殴る」というデッキではないので使っていて面白い。

 筆者は『マッシブーンex+テッカグヤ2積み』のデッキを使っているが、安定感があり、勝敗が自分の判断ミスであることが多いので納得感がある。

2025年6月1日

 引き続き『ラムパルド+シルヴァディ』で攻める。手札が枯渇して『シルヴァディ』の火力が上げられなかったり、『ラムパルド』が仕上がらない場合はあっさり負けるが、これについてはプレイングというよりも運だから気にしない。

 『ソルガレオex+マシェード』に当たって苦戦したので、youtubeに潜ってみるとやっぱり「インフルエンサー」がいい研究をしていた。もちろんすぐにパクらせてもらったが、手軽さと勝率では『ラムパルド+シルヴァディ』でもいい気がした。まぁでもどんどんカードを引いていくから、長い目で見れば事故率を抑えられるんだろうか?

『マッシブーンex』を2枚手に入れた

 無課金勢だが環境カードを使いたい派なので、「看板ポケモンカード」である『マッシブーンex』は気になっていた。まぁ正直、対戦で当たってもそんなに苦戦しなかったが、これから研究が進んでくるはずなので、とりあえず手に入って安心した。

2025年5月31日

 今シーズン初参戦。「ハイパーボールランク2」からスタート。

 『ジュナイパーex+ジュナイパー+マスカーニャ』で戦うも、ぼろ負けした。『ラムパルド+シルヴァディ』に変更したらだいぶ勝てた。やっぱり、じっくり盤面を組み立てて戦うデッキよりも、速く高火力が出せるデッキっが強いと思う。いろんなカードを組み合わせて盤面をじっくり組み立てるデッキよりも、後攻2ターン目から100ダメージ出せるデッキの方が強いに決まっている。

 『ラムパルド+シルヴァディ』は展開が速く、「たねポケモン」が1枚なので初動も安定しているので強力。ゆえに頻繁に見かける。非exなのでポイントの取り合いでも強い。

同時に3点以上取ったら総スコアの多い方が勝ち?

 相手の『ラムパルド』にこちらの『ジュナイパーex』がやられたときの挙動で、相手の自滅とこちらの撃破でお互いが同時に3点に到達するが、その場合はおそらく総スコアが高い方が勝利するようになってるっぽい。『ラムパルド』を相手にするときが多いので気を付けたい。

使用デッキの所感

『シルヴァディ+リザードンex』

 「マスターボールランク」に導いてくれたデッキ。

 『リザードンex』が環境3強デッキ(『シルヴァディ』、『マッシブーンex』、『ソルガレオex』)にささるので、とにかくこれを仕上げるためのデッキ。

 『シルヴァディ』はそのシェア率の高さから同キャラ戦の機会が多いので、これをワンパンでやるための『サカキ』が積まれている。『オドリドリ』も『シルヴァディ』が1体いれば何とかなるので、『リザードンex』を強気に使えるのがいいデッキ。

『オドリドリ+ゼラオラ+ジバコイル』

 『オドリドリ』を相手のデッキの主力exポケモンに当てていき、『シルヴァディ』は『ジバコイル』でとるデッキ。

 環境デッキに刺さるし、『シルヴァディ』系列のデッキとも渡り合えるので強い。

 『ゼラオラ』の存在はあんまりしっくり来ていないが、初手にバトル場に出せれば戦況に貢献する。『ジバコイル』の進化ラインが詰まることがあるので、入れ替えるなら『ポケモン通信』がいいかも。

 環境デッキとの相性は以下の通り。

  • 『シルヴァディ+ラムパルド』:微不利。『ジバコイル』で先に『ラムパルド』を殴れる流れだと勝ちやすい。『ジバコイル』で削った『ラムパルド』をとれる控えがベンチにいないと負ける。序盤から『ラムパルド』を仕上げられるとキツイ。
  • 『マッシブーンex』:有利。『カミツルギ』、『フローチェ』を落とせれば勝ち。『テッカグヤ』は雷が弱点なので、その耐久力の高さが気にならない。『カミツルギ』は50打点と『サカキ』でワンパンしたい。
  • 『ソルガレオex+マシェード』:有利。『マシェード』をとれば勝ち。相手のデッキの回転は速いけど、『オドリドリ』を立てておけば『ソルガレオex』が仕上がっても問題ない。
  • 『リザードンex』、『カプ・コケコex』、『ギラティナex+ダークライex』:詰み。開始直後にこちらの勝利が決まるレベル。『ダークライex』はエネルギー貼りだけでやられる可能性があるので、こちらの序盤の盤面が大事。

『ジュナイパー+ジュナイパーex』

 ベンチ狙撃を狙ったデッキ。「ウルトラビースト系」のデッキや『ソルガレオex』に有利をとりたい形だが、実際にはそんなにうまくいかないデッキ。

 欠点は、進化が遅い、進化しても火力が低い、環境デッキに炎デッキがあること。

 デッキの内、回復が4枚もあるので序盤の進化フェーズで動きが悪くなることがある。なので、展開の速い『ソルガレオex』、『マッシブーンex』に追いつけず、未進化のまま処理されることが多い。

 最大打点が100なので、相手の主力をワンパンできないのも痛い。まぁこちらも弱点属性でなければワンパンは防げるが、殴り合いで『リーリエ』を挟まれると詰む。そんでもって多くのデッキが『リーリエ』を積んでいる。

『シルヴァディ+ズガドーン』

 『マッシブーンex』と『ソルガレオex』を想定した『シルヴァディ』デッキ。

 『リーフ』は初手に『ズガドーン』が主に来た時の対策だが、空打ちで『シルヴァディ』の強化にも使えるので腐らない。

 『シルヴァディ』は『ゴツゴツメット』で総合打点120の計算で運用するが、それできれいに倒せる相手はこの環境にはほぼいないので注意。『ズガドーン』が揃ったら総合打点150なので、うまくいくと『リーフマント』を貼った『マッシブーンex』をとれるが、そうでなければ『ズガドーン』でもワンパンできないので注意。あと、状況が揃っても『マッシブーンex』を引っ張り出す手段がないので、詰ませる手段として置いておく感じ。

 そう考えると、相手の体力調整や切り札『ズガドーン』を出すタイミングなど、結構難しいデッキ。

『マッシブーンex+テッカグヤ2積み』

 安定感のあるデッキ。

 こちらは「たねポケモン」しかいないので、進化できるかどうかの運に頼る必要がないし、カードパーツも少ないので、その分を相手の妨害に充てられるのがいいと思っている。

 『レッドカード』、『マーズ』、『ナンジャモ』で状況に応じて、うんざりするような手札妨害を仕掛けて相手のパーツがそろわないようにする。

 『リーフマント』と『エリカ』で回復を散らしているのは『グズマ』対策。

 一方で、序盤から『フローチェ』でベンチも削りつつ、『アカギ』で相手をコントロールできる準備を整える。

 中盤からは1~2エネを貼った『マッシブーンex』を立てつつ、『テッカグヤ』が2枚ベンチに揃うように調整して、殴り合い開始。『ルザミーネ』が使える盤面なら『マッシブーンex』だけでも殴り始めていい。

 終盤は『マッシブーンex』が「下技」を毎ターン使いながら勝つ流れ。

 苦手な相手は、『リザードンex』、『シルヴァディ+ズガドーン』、『オドリドリ』。

『リザードンex』

 テンプレデッキ。

 『ソルガレオex』系統と『マッシブーン』のデッキに刺さるので、環境メタ。ただし、『シルヴァディ+オドリドリ』、『カプ・コケコex+オドリドリ』などの「exメタデッキ」は割とよくいるので、その手のデッキには手も足も出ない。こういうデッキ構築の時点で勝敗が決まってる「じゃんけん」みたいな勝負だと全然面白くないので、筆者はあんまり好きじゃない。

 ちなみに『ウルトラネクロズマex』のオート周回では勝率8割くらい出してくれるので、そっちで使うのはよさげ。

 各環境デッキとの相性の所感は以下の通り。

  • 『シルヴァディ+ラムパルド』:五分。自分の手番で2ターン目など、最速で『リザードンex』が立たないと負ける。
  • 『マッシブーンex』系列:有利。序盤に『ヒトカゲ』状態でも弱点が取れるので、『フローチェ』無双に釘をさせる。『リザードンex』が立てば『マッシブーンex』が『リーフマント』を付けても倒せるのが強い。
  • 『ソルガレオex+マシェード』:微不利。相手の『ソルガレオex』より早く『リザードンex』が立たないと負ける。相手は『マシェード』で加速してくるので、『ソルガレオex』の完成は速い。しかも、『大きいマント』を貼られると『ソルガレオex』がワンパンできなくなるので負ける。『グズマ』を入れるとこちらの進化スピードに影響するのでそういう対策は総合的には微妙。
  • 『ギラティナex+ダークライex』:五分。こちらも『リザードンex』が立つかどうか。相手のいずれのポケモンも「ばくねつほう」でワンパンなので、どっちが速く攻撃準備を整えるかゲー。

『ソルガレオex+マシェード』

 『マシェード』を早めに仕上げて、「特性」でガンガン「ポケモンカード」をドローして『ソルガレオex』を2体立てるデッキ。2体立てば「特性」で自由にバトル場とベンチを行き来できるので強い。

 『マシェード』を早く仕上げることと、『ソルガレオex』が1体落ちられるポイント配分を目指す必要がある。なので盤面が整うまではどのポケモンも落ちられない繊細さがある。速攻のデッキに序盤から勝ちムーヴを取られるとあっという間に負けるので、今のところ筆者は『ラムパルド+シルヴァディ』の方が安定して勝てると思っている。

『ラムパルド+シルヴァディ』

 展開が速くて、初動も安定するデッキ。

 『シルヴァディ』の火力を上げるために「サポートカード」を使いたいが、『グズマ』、『グラジオ』がスカることがあるのが辛い。まだ「exポケモン」を積んだデッキも多いし、いざとなれば空打ちできるので『レッド』を増やしたり、回復手段を盛るために『ポケモンセンターのお姉さん』を入れるのもありかと思う。

『ジュナイパーex+ジュナイパー+マスカーニャ』

 型にはまらないとうまくいかないデッキ。

 初手が『ニャオハ』か『モクロー』かでだいぶ動きが変わる。あと、『リーフマント』を抜いているので、60ダメージ以上出されるとこちらの「たねポケモン」が消し飛ぶ。特に『ニャオハ』が消えると2枚のカードが腐るので辛い。

 『ゴツゴツメット』で傷を負った相手を『ジュナイパーex』で倒すのが理想のムーヴだが、あんまりうまくいかない。『ジュナイパー』や『フクスロー』でベンチ狙撃をするにも『ジュナイパーex』がうまいこと立たないと意味ない。

 結局、『ゴツゴツメット』を付けたポケモンか、『ジュナイパー』か『フクスロー』がバトル場に立って、かつ、『ジュナイパーex』がベンチに控えないと勝ち筋がない。

 相手からすれば、狙いがわかれば『ナツメ』を使ったり、回復したり、『グズマ』を使ったり、『モクロー』の進化ラインを潰せば有利になるので楽な相手だと思う。

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