コマンドプロンプトでwindowsの起動中のプロセス一覧をcsvにできるコマンド

できること

 重たい動作をさせてないのに、PCが熱くなって、CPUファンが回り狂って心配になる、ということがよくある。

 「タスクマネージャー」を起動して確認するも、CPUに圧倒的に負荷をかけているプロセスは見つからないし、あったとしてもそれは止めていいプロセスなのかもわからない。一応、各プロセスの右クリックオプションに「web検索する」ってメニューはあるが、1つずつそれをやるのは面倒。。

 AIに「タスクマネージャー」の中身を見てもらって、解説や止める止めないの検討ができたいいなと思い、調べてみた。

 結論、プロセスの一覧をcsvにしてAIにアップロードすれば理想が実現できるので、やってみた。

コマンド

 コマンドプロンプトで以下を実行する。

Get-Process | Sort-Object CPU -Descending | Select-Object Name, Id, CPU, WorkingSet | Export-Csv -Path "$HOME\Desktop\process_list.csv" -NoTypeInformation

 これでデスクトップにプロセスとCPU負荷の値が入ったcsvができるので、これをAIにアップロードして、CPUファンがうるさい原因や、高負荷のプロセスの処遇を検討できる。

実際にやってみた

 筆者の場合は、以下3つのwindows系のシステムのプロセスがCPUを喰っていた模様。

上位のCPU使用プロセス一覧を表示しました。特に以下の3つが非常に高いCPU時間を消費しています:

SearchIndexer(Windowsの検索インデックス)

SearchProtocolHost(検索の補助プロセス)

MsMpEng(Microsoft Defenderのリアルタイムスキャン)

これらはWindowsがバックグラウンドで重い処理をしている兆候です。以下の対応が考えられます:

🛠 対処法の提案
✅ 1. インデックス作成を一時停止する
検索インデックス作成はCPUとディスクを激しく使います。

「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「検索インデックス」→「詳細設定」

一時的にインデックス作成の一時停止または「除外するフォルダー」を増やす

✅ 2. Microsoft Defenderのフルスキャンが走っている場合
「MsMpEng」が高負荷であれば、Defenderのリアルタイム保護やスキャンが原因の可能性。

「Windowsセキュリティ」→「ウイルスと脅威の防止」→「スキャンの履歴」で確認

スキャン中なら完了まで待つか、一時的にリアルタイム保護をOFF(※注意:OFFにする際はネット接続も切るのが望ましい)

✅ 3. PCがアイドル中に自動メンテナンスしている可能性
一時的なCPU負荷なら、1〜2時間放置で落ち着く場合もあります。

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