宮崎県宮崎市に移住するためのチェックリスト

地方移住でお金持ちが遠のく3つの理由

 別に「お金持ち」になりたいわけじゃないが、現在住んでいる東京23区よりも生活費が上がってしまっては、生活がしんどくなると思うので、以下の動画を参考にしながら事前に確認しておく。

https://www.youtube.com/watch?v=fFcZdmMo3no

宮崎県宮崎市に移住するためのチェックリスト

 国民健康保険料は上がるが、通信と水道光熱費はほとんど変わらない感じ。

 また、動画で言われている、地方ならではの値上がり要素は都市部には当てはまらない。

住宅の修繕費:なし

 賃貸なら大家負担なので不要。(敷金が高いとかもなし。もしかしたら退去の時に高額な制球があるかもしれないが、その時は法律に照らして適正価格を払えばよし。)

 また、賃貸物件の賃料も東京都比較して当然に安い。『SUUMO』で調べてみると、同じ間取りで比較して、大体東京より3~4万円安い感じ。

車代:なし

 宮崎市内に住み、徒歩+自転車+公共交通で生活するのでゼロ。

 すでに2回も現地調査をしているので、宮崎市内に住んだ場合の買い物ルートは想定済み。(『MEGAドンキ』に通うことになりそう。)

燃料費(灯油・ガソリン):なし

 車を使わないし、冬場はエアコンの暖房で事足りるので灯油は不要。

水道代:上がる

 地域の月平均だが、東京や埼玉よりも上がる模様。

※ランキングは「水道料金表」平成31年4月1日版(日本水道協会刊)を元に作成しています
※水道料金は口径13mm、使用量は20m3で算出したもの。日本全国の一般家庭における平均水道使用量は約22m3のため、20m3を算出値とした

水道料金ランキング!1345市町村の順位を公開、6,000円の差も
水道料金に地域差があるって知っていましたか? ちなみに、水と暮らす編集部の私は知りませんでした。しかも、ちょっとの差じゃないのです。水道料金が一番安い地域と高い地域の料金差は、なんと1ヶ月で約6,000円!

電気代:下がる

 「基本料金」は10円高くなるが、「電力料金」は10~15円安くなる感じ。それくらいなら普通に生活してたら回収できてしまう。

宮崎ガスでんき

東京ガスでんき

直近の使用量:

 ちなみに直近5年で300kWhを超えたことはないので、「第3段階料金」は検討しなくていい。

 300kWhまでの従量料金で東京23区と宮崎市を比較する。

 東京23区では、約4783円(134kWh*35.69円)~約5354円(150kWh*35.69円)。

 宮崎市では、約3212円(134kWh*23.97円)~約3596円(150kWh*23.97円)。

 だいたい、1500~2000円くらい安くなる感じ。

ガス代:上がる

 また宮崎県宮崎市は都市ガスが通っているし、それを引き込んでいる賃貸物件を選ぶ予定。

 現在、江戸川区で利用している『東京ガス』の一般契約と、宮崎市で利用する予定の『宮崎ガス』の比較は以下の通り。

宮崎ガス@宮崎市

ガス料金表 - 宮崎ガス株式会社
ガス料金の計算方法 ガス料金は、基本料金(消費税込)と従量料金(消費税込)を合計した金額です。 料金算定は、時

東京ガス@江戸川区

ガス料金表(家庭用/業務用・工業用 共通)|東京ガス株式会社

直近のガス使用量

基本料金

 2025年で一番多かった月が18㎥なので、宮崎市に移住して同じペースでガスを使った場合は「B表」、東京ガスでは「A表」との比較で、1,469円 – 759円 = 710円 になる。『宮崎ガス』の方では、料金表区分をまたぐことになるのが痛い。大体倍くらいになる

 とはいえ、意識すれば『宮崎ガス』の「A表」の区分に抑えることもできそうなレベルなので、そうなれば 759円 – 752円 = 7円 の変化になる。まぁガス使用量の大半がシャワーのお湯代なので、東京より温かい宮崎なら消費量も落ちると考えていいと思う。

従量料金

 東京23区より宮崎市の方が1㎥あたり90~120円くらい高い。

 東京23区での直近3か月の使用量だと、約990(90円*11㎥)~2160円(120円*18㎥)高くなる感じ。

国民健康保険料:上がる

 これは働き方によって変わるが、現地でアルバイトを複数掛け持ちを想定すると、国民健康保険料は気にしないといけない。もっとも、その場合は年に200万円も稼ぐつもりはないから、ドンピシャで以下の金額になるわけではないが、料金のレンジとして参考にする。

 宮崎市は全国9位の高さ。今住んでいる23区は一律だが、宮崎市より年間10万円近く安い。最近まで住んでた川口市は少し高いが23区寄りの金額。住んだことがある厚木市は全国屈指の安さ。まぁ住む予定はないけど。

国民健康保険料 高い自治体(市、区) ランキング

https://www.city.miyazaki.miyazaki.jp/fs/8/3/9/5/0/2/_/839502.pdf

 まぁ国民健康保険に入る場合の雇用形態はアルバイト等だと思うので、その場合の収入は90~110万のレンジに留めていい。低い時給で働き詰めの生活では、何のために東京から移住するのかわからない。必要分だけ働けばそれでいいことを考えると、年収はそれくらいでいい。

町内会・自治会費:ない(少なくともマストではない)

 これについては物件ごとに支払いの有無が変わる。今のところ、これを必須項目として課している物件は見たことがないが、あっても数百円程度しか許容しないつもり。物件はたくさんある。

通信費:変わらない

 賃貸マンションには利用料無料でインターネットが使えるモノもあるし、任意で契約しても料金は東京と大差ない。(NUROは存在しないようだったが、別に必要ない)

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お返し:なし(たぶん)

 さすがに都市部のマンションにおすそ分け凸してくる人はいないんじゃないかと想定。そういう人をはじく意図ではないが、防犯のためにオートロックマンションの賃貸を借りる予定でいる。

まとめ:生活コストは「上がる」

 まとめると以下の通り。

  • 水道代:+300円/月
  • ガス代基本料金:+10~710円/月
  • ガス代従量料金:+990~2,160円/月
  • 電気代:-1,500~2,000円/月
  • 国民健康保険料(年収200万円の場合):+7342円/月(+88,101円/年)

 合計(最大):+8512円/月(300+710+2160-2000+7342)=102,144円/年

 光熱費に関してはいい感じに相殺し合うものの、国民健康保険料がぶっちぎりで高い。。まぁこれについては働き方次第で「なし」、あるいは、「もっと少なく」できる。今回の試算は「ノーガードだった場合」なので、移住の際は想定年収や雇用形態も考慮しなければならない。

 まぁでも家賃で3~4万/月が達成できれば余裕で足が出る金額ではある。

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