
上記の構築での水タイプへの意識はこんな感じ。
| 相手の水タイプ | 代表例 | 基本対応 | 優先選出 | やってはいけないこと |
|---|---|---|---|---|
| 耐久水 | ミロカロス | 受けながら流す。無理に突破しない | ヒスイヌメルゴン + ハッサム | 1匹で突破しようとして居座る |
| 回復持ち耐久水 | アシレーヌ | どくびし、はたきおとすで削る | ロズレイド + ハッサム | ヒスイウィンディを雑に投げる |
| 高速水アタッカー | ゲッコウガ | ロズレイドで圧をかける。削って先制技圏内へ | ロズレイド + ハッサム | ヒスイヌメルゴン1匹で受け切ろうとする |
| 積み物理水 | ギャラドス | 威嚇、眠り粉、先制技で止める | ロズレイド + ハッサム | ギャラドスミラーで安易に積み合う |
| 鈍足高火力水 | オーダイル | 削ってしんそく圏内に入れる | ロズレイド + ヒスイウィンディ | ドサイドンやヒスイウィンディを後投げする |
| 水+氷技持ち全般 | ミロカロス / ゲッコウガ / アシレーヌ | ロズレイドを優先。ヒスイヌメルゴンのHPを絶対に残す | ロズレイド + ヒスイヌメルゴン | ヒスイヌメルゴンを中盤で雑に削る |
ヒスイウィンディ、ギャラドス、ハッサムといった物理寄りの駒で締めるこの構築は、全体として見ると水タイプがかなり重い。
特に厄介なのが、ただの水タイプではなく「氷技持ちの水タイプ」である。例えば ミロカロス、アシレーヌ、ゲッコウガ、ギャラドス、オーダイル あたりはかなり危険。
ヒスイウィンディとドサイドンは水技で簡単に縛られ、ギャラドスは電気や氷技込みで崩される。ハッサムも冷凍ビームや炎技のケアが必要で、結局、安定して後出ししやすいのはヒスイヌメルゴンくらいしかいない。ただし、そのヒスイヌメルゴンも万能ではない。
ここで重要なのが、「耐久水」と「水アタッカー」を分けて考えることだ。
耐久水、例えばミロカロスのような相手なら、ヒスイヌメルゴンで受けながらドラゴンテールで流す形が取りやすい。こちらから無理に突破を狙うより、相手を場に居座らせないことのほうが大事だ。
さらに、この手の相手には、ハッサムのはたきおとすで持ち物を落としたり、ロズレイドのどくびしを絡めて削り続けることで、終盤にヒスイウィンディのしんそく圏内へ押し込める。
一方で危険なのは水アタッカーだ。
アシレーヌの高火力特殊技、ゲッコウガの高速アタッカー性能、ギャラドスやオーダイルの積み展開は、ヒスイヌメルゴン1匹では受け切れない。水技に加えて氷技、フェアリー技、格闘技まで絡められると、ヒスイヌメルゴンも削られ続けて崩れる。
だから、水アタッカーが見えた時は、かなり強めに ロズレイド を選出したほうがいい。
ロズレイドは、水に打点を持てるだけでなく、眠り粉で流れを止めたり、毒菱で裏ごと削ったりできる。つまり、水タイプ対策でありながら、こちらの勝ち筋作りにも直結している。
逆に、ロズレイドを出さずに水アタッカー入りと戦う場合は、かなり慎重なHP管理が必要になる。
ヒスイヌメルゴンを絶対に雑に削らない。ハッサムのバレットパンチを温存する。ヒスイウィンディのしんそく圏内を意識する。ギャラドスの威嚇で一度流す。
こうした複数匹での対応を前提にしないと、一気に押し切られる。
この構築は、水タイプそのものが苦手というより、「氷技を持ちながらこちらの受け先を崩してくる水タイプ」が苦手だ。
だから選出段階で、「この水は受け寄りか、崩し寄りか」を先に見極めることが大事。


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