1日3食だった30代男性が2年間1日2食にした結果

筆者のスペック

 筆者の体のスペックは以下の通り。

 30歳ごろまではずっと基本的には1日3食食べていた。

年齢 33歳
身長 180cm
体重 72kg
性別 男性
運動の習慣 週に2回くらいで格闘技をする
仕事 デスクワーク

結論:体重は減ったが特別健康になったわけではない

 2年前から1日3食から、朝食を抜くことで2食に減らしたことによって体重は減った。

 1日3食時代は77kg前後だったのが、2食に減らしたことで72kg前後になった。

 一方で、健康面では特に変化はなかった。

 健康診断では1日3食時代からずっと「血小板数」が多くて毎回再検査になると、「クレアチニン」が高くて警告が出ている。これは1日2食になっても変わらず出ている。

 あと、写真を見返すとちゃんと加齢による見た目の変化があった。(それが2年分なのかはわからないが。)

 1日3食から2食に減らしても、身体が完全に健康になるわけではないし、見た目に現れるくらいに老化が防げるわけではない模様。

1日2食にしようと思ったきっかけ

 『空腹こそ最強のクスリ』の要約を見たのがきっかけで、なんか良さそう!と思って始めた。

 とはいえ、1日3食だったころでも太ってはなかったし、健康診断でも体の不調はほとんどなかった。

 しかし、1日3食を準備して、食べて、休んで、片付けてをするのが手間だとは思っていた。

 なので、1日2食(16時間断食)の健康面でのメリットよりも、1食分にかける手間をなくせることがすごく魅力的に感じた。

 1日2食にしてこの手間をなくして、かつ、健康になったり、老化を防げたりするメリットがあるなら、ぜひやってみたいと思って始めた。

1日2食にして感じたメリット

 冒頭でも書いた通り、健康面での変化はあまり感じられなかった。

 もちろん加齢と共に健康状態が良好のまま変化しないこと自体が、1日2食生活の効果かもしれないが、それは根拠があるわけではないので、メリットには数えないことにする。

 一方で、食事の回数を減らすことではたくさんのメリットを感じたので、これをまとめていく。

食事を用意と片付けをする手間が減って時間が増える

 食事の用意と片付けは手間だ。

 何を食べるかを考えて、実際に調理し、食事が終わったらそれを片付ける。おまけに食べたら歯磨きもしないといけない。

 1回の食事の準備から片付けまでのフローは、大体1時間くらいかかってたと思う。

 当然、1日2食にすると、食事を用意し、片付ける回数が2回になるので、1日あたり1時間を空けることができる。あと、食事にかけていた体力も残すことができるし、自分の好きなことに使える時間が増やせる。

 人生は限られているので、自分の満足度を最大化するように全てのリソースを使っていきたい。

食費が減ってお金が増える

 当たり前だが、1日2食にすることで、1食分の食費が減る。

 筆者はほとんど自炊していたので、1食分の食費だと200~500円くらいだったと思う。

 これは毎月だと最大で、500円 * 30日 =15,000円の節約になる。

 毎月最大で15,000円がもらえて、かつ、食事の手間もなくなって、さらに健康でいられるなんて、メリットがありすぎてうさんくさい感じがするが、実際にそうなる。

1日2食でも1日3食だった頃とパフォーマンスは変わらない

 1日2食にすると空腹を感じる時間が増えるので、1日3食食べていた頃に比べてパフォーマンスが落ちると思っていた。

 確かに1日2食生活を初めて1ヶ月くらいは、朝に空腹を感じていた。しかし、それ以降は特に空腹感を感じなかった。

 なので、「腹が減って何もできない」ということはなかったが、一方で断食のメリットとされている「空腹が集中力を高める」という効果も特に感じたことはなかった。

 本当に特に何も変わらない感じだった。

 昼食前に感じる空腹感もそれほど強くなく、「朝食を抜いたから昼食を大量に食べる」ということはしなかった。(ただし好物は食べ過ぎてしまうことが多かった。)

 1日2食でも1日3食食べていたことパフォーマンスは変わらなかったので、燃費が良い体になった感じである。

コスパはいいので今後も1日2食でいい

 2年間1日2食にすることで、健康になったり、集中力が高まったり、ということはなかったが、食事にかける時間とお金を節約できたのは大きなメリットだった。

 体のパフォーマンスは1日3食時代と変わっていないので、今後も1日2食生活を続けていこうと思う。

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