お金は便利だが有限なので慎重に使う
多くの人にとって、お金は有限であるし貴重である。なのでお金は無駄にはつかえない。
当ブログの『お金を減らさない作戦』のカテゴリー記事を見てくれている人は、お金を減らしたくない人だろうと想像し、そんな人の役に立てるように、筆者が実践している「お金を使うときのフロー」をこの記事にまとめる。
このフローでは、なるべくお金を使わずに「必要なモノ」を手に入れるために、一番お金がかかる「新品を定価で買う」を最後の手段として考えている。
お金をつかう時のフロー
貴重なお金をなるべく減らさないようにするために、お金をつかう時には以下の手順で考えるようにしている。
- 買おうとしているものは本当に「必要か」を考える
- それは誰かに「もらうこと」ができないか考える
- それは誰かに「借りる」ことができないか考える
- それは誰かと「交換する」ことができないか考える
- それは誰かから「中古で売ってもらう」ことができないか考える
- それは時間を置いて「安くなってから買う」ことができないか考える
- それが「最安値で売っている場所」なのか確かめてから買う
第一段階:買おうとしているものは本当に「必要か」を考える
お金を減らしたくない人は「欲しいモノ」を買っている場合じゃない。「必要なモノ」だけを買うべし。
「欲しいモノ」を買っていいのは、お金のことを考えなくていいくらいの余裕を作れた人だけである。
買おうとしているものが、「欲しいモノ」なのか、「必要なモノ」なのかを検討してから買い物に出かけるのが理想。(もっと言うと買い物に出かけると余計なものを買ってしまう可能性があるので、できればネットで済ませたい。)
「欲しいモノ」と「必要なモノ」を区別は、「それがないと困るかどうか」だけ。
なくても困らないようなものはわざわざ貴重なお金を使って買うことはない。
第二段階:それは誰かに「もらうこと」ができないか考える
買おうとしているものが「必要なモノ」だったとして、まずはそれを誰かからもらうことができないかを考える。
よっぽど特殊な生活をしていない限りは、自分にとって「必要なモノ」は他の人にとっても必要だったりする。
つまり、「必要なモノ」はそれを「持っている人」がたくさんいる可能性が高いということ。
ならば、それを余らせていたり、そのときだけ不要に思っていたりする人もいる可能性がある。
まずは、そういった人からもらえないか、を検討する。
知り合いや家族にもらえないか聞いてみたり、『ジモティー』や『シェアマ』で探してみるといい。
第三段階:それは誰かに「借りる」ことができないか考える
「必要なモノ」がもらえない場合は、今度はそれが借りられないかを考えてみる。
「必要なモノ」が一時的にしか使わないモノであれば、借りてしまうのも、お金を減らさないための有効な手段だ。
例えば、車や自転車などはそのときだけ使えればよく、必ずしも買い取って所有する必要ない。だから「カーシェア」や「レンタルサイクル」なんてサービスある。(もちろん使用頻度によっては買った方がいい場合もある。)
この段階では、その「必要なモノ」を貸してくれる人がいないか、貸してくれるサービスはないか、を検討する。
第四段階:それは誰かと「交換する」ことができないか考える
「必要なモノ」が、他の人から「もらえない」し、「借りられない」場合には、自分が持っている何かと「交換する」と言うことを検討する。
自分が今現在、不要に思っていたり、交換できるなら手放してもいいと思っているものを探して、それと「必要なモノ」を交換してくる人を探してみる。
「交換」は必ずしも物々交換だけではなくて、モノとサービスを交換してもいい。
相手が「必要なモノ」を聞き出して、自分が提供できるモノやサービスを幅広く検討しよう。よく考えてみると意外と人に提供できるリソースは自分の中にあったりする。
「交換」するには、知り合いや家族、さらには繰り返しになるが『ジモティー』等の掲示板を活用するといい。
第五段階:それは誰かから「中古で売ってもらう」ことができないか考える
「必要なモノ」が「もらう」、「借りる」、「交換する」で手に入れることができない場合、いよいよお金の出番である。
ただし、いきなりお店に買いに行くのは、愚か者のやり方である。発想が貧困すぎる。
まずは、手に入れようとしているものが、中古で手に入れても問題ないか、中古で安く手に入らないか検討する。
中古で手に入れても問題ない場合は、少なくとも『ジモティー』、『ヤフオク』、『メルカリ』で売っていないかを確認する。
あとは手に入れるモノによって適した中古販売サイトや店舗があると思うので、そちらも探しておく。
第六段階:それは時間を置いて「安くなってから買う」ことができないか考える
「必要なモノ」が中古でも手に入らない場合は、それが「時間を置くことで安くならないか」を考える。
一般的には、モノの価格は時間の経過と共に下がっていく。
それを持っている人が増えてそれ以上売れなくなったり、新しいものが出て人気がなくなったり、原価を回収できたので価格を下げてさらに販売数を増やすなど、いろんな事情でモノの価格は下がる。
「必要なモノ」が今すぐに必要なモノでない場合は、時間を置いてみることを検討する。
そうすれば価格はほぼ間違いなく下がるし、なんだったらもらえたり、借りられたり、交換してもらえたりできるようになっているかもしれない。
ちなみに、余談だし、「必要なモノ」ではないが、筆者はゲーム『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』がすごくやりたいが、新品の定価では買うことができない。なので、少なくとも3年くらいは待ってみて、新品の定価で買う以外の方法で手に入れようと思っている。
最終段階:それが「最安値で売っている場所」なのか確かめてから買う
ここまでの段階を踏んで、どうしても新品を定価で買う以外に選択肢がない場合は、買おうとしている店の価格が最安値であるかどうかを調べる。
これを調べるには『価格ドットコム』をつかうのがいいと思う。
『amazon』や『楽天市場』も悪くはないが、少々探すのが面倒に感じる。
お金は使いどきを限定すれば確実に手元に残せる
自分の生活に安心できるくらいのお金を手元に残せれば、何事にも焦る必要はなく、余裕のある人生を送ることができる。
だってとりあえずはお金はあるんだもの。明日もちゃんと不自由なく生きられるんだもの。「欲しいモノ」を手に入れるのは、お金を残して余裕のある人生の土台を作ってからでもいい。
「金持ち喧嘩せず」と言うように、余裕のある人が増えればきっと気持ちいい社会になるだろう。
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