KGR Harmony製エフェクター自作キットを買い増した話

買ったのは上記の通り。OD系を2つとオートワウとコンプレッサーを買った。前回はOD、ディストーション、ファズをそれぞれ1つずつ買ったので、合計で7台分の自作キットを買った。今回の買い物では将来的に部品を自分で集めて作ったり、メーカー品のエフェクターの移植を行うためにケースを4つ分買った。

電子工作素人が計算してみたところ、KGR Harmony製の自作キットは自分でパーツを揃えるよりも安いと思った。まずは汎用パーツ。以下の通り、自分で通販サイトで買い集めても858円かかるところをKGR Harmony製のセットだと、全く同じものではないものの880円で販売してくれる。さらにエフェクターのケースも穴あけ工賃込み（場所に制限はあり）で1,760~1,980円。メーカーは違うが『Hammond 1590B』が1,580円なので、そんなに高くはない。基盤と各種パーツは玄人目線ではツッコミどころがあるのかもしれないが、素人の筆者は研究開発費込みの値段としてはお手頃だと思っている。この価格で販売できるのは業者としてパーツをロットで大量購入してるからなんだろうか。まぁこれは個人では真似できないので、ロット価格なんて参考にしてもしょうがない。

ここまでで自作キットとパーツを含めて、ちょうど55,000円分買った。2024年現在、55,000円でエフェクター7台が手に入ることは中古でもなかなか無いことである。しかも自分で組み立てるからその構造をきちんと把握できるので、MODも修理もできる。エフェクターだけでもお値打ちなのに、知識とスキルとコンテンツのネタも手に入るのだからコレはだいぶ安い買い物だと思う。とはいえ、コレは時間と体力に余裕がある現時点の筆者の状況だからできること。忙しい人にはコレはできまい。そう考えると、お金だけでやり取りするのは本当にそんだなと思う。お金に加えて時間と体力を使えばこんなに素晴らしい体験ができるのだから。