steam版『Brotato』:感想メモ

プレイ状況

 執筆時点で38時間プレイし、44キャラ中25キャラでクリア済み。

 DLCは未導入で、「ナイトメア」と「負傷」もクリアしている。

og3's Brotato Achievement Progress
69 of 179 (39%) achievements earned:

『Brotato』とは

 『Brotato』は、最大6個の武器を装備したポテトを操作し、次々と現れる敵を倒す見下ろし型ローグライトアクションである。

Brotato on Steam
Brotato is a top-down arena shooter roguelite where you play a potato wielding up to 6 weapons at a time to fight off hordes of aliens. Choose ...

 戦闘は短いウェーブに分かれており、終了するたびに、ステータスを割り振ったり、武器やアイテムを購入する。攻撃力、防御力、回復力などを伸ばしながら、最後のウェーブまで生き残ればクリア。

 1回のプレイは30分未満で終わる。(逆に言うと、「ターボモード」はないので1回30分程度は必ずかかる。

 キャラクターごとに得意な武器や能力、制約が大きく異なるため、キャラクターを替えながら繰り返し攻略することが、本作の中心となっている。

キャラクターを替えるたびに攻略法が変わる

 本作の面白さは、キャラクターごとに最適な立ち回りや武器、ステータス構成が変わることにある。

 近接武器で敵の群れを押し切るキャラもいれば、遠距離攻撃や設置物、回避に特化するキャラもいる。

 別のキャラクターを選ぶたびに、違うゲームを攻略しているような新鮮さがあった。

 一方で、それぞれのキャラクターに適したビルドは概ね決まっている。

 キャラクター間の違いは大きいが、一つのキャラクターを何度も使い、まったく異なる戦い方を試す余地はそれほど大きくない。

 筆者の場合、25キャラまでクリアしたが、特に新鮮な気持ちで遊べたのは20キャラ前後までだった。

選択肢は多いが、攻略の自由度は狭い

 登場する武器やアイテムの種類は豊富だが、各ウェーブを突破するには、殲滅力と防御力(回避or防御)を一定以上まで伸ばす必要がある。

 ビルドが不足していると、回避操作だけで補うのは難しい。

 また、攻撃に関係するステータスだけでも、近接、遠距離、元素、エンジニアリングなどに細分化されている。

 しかし、ショップに並ぶ武器やアイテムには運が絡むため、項目の多さが必ずしも戦略の広がりにつながっているとは感じなかった。

 伸ばす能力を早めに決め、関係のない武器やアイテムを捨てる「選択と集中」が必要になる。

 画面上には多くの選択肢が並んでいても、クリアを目指すと実際に選べるものは限られてくる。

高レアリティ武器を拾いにくい

 本作では、同じ系統の武器を複数装備するとボーナスが得られるため、序盤から同系統の武器を6枠そろえた方が、ビルドは安定しやすい。

 ところが、高レアリティ武器がショップに並ぶころには、すでに6枠の構成が完成していることが多い。

 単体では強力でも、既存のボーナスを崩してまで交換する場面は少なかった。

 また、高レアリティ武器を複数ピックするなら、ステータスの「運」にも投資する必要がある。

 その分だけ攻撃力や防御力への投資が遅れるため、最初から特定の武器を狙ったビルドでなければ、珍しい武器を見つけても選ばないことが多かった。

 高レアリティ武器が出たときの驚きと期待が湧くが、結局、既存のビルドを崩してピックすることはないので、むしろストアの枠を圧迫するので邪魔に感じたほどだった。

ウェーブ構成の変化は乏しい

 敵の出現傾向や難所となるウェーブは概ね固定されており、何度か遊ぶと、どの時点までにどれくらい能力を伸ばすべきかが分かってくる。

 そのため、周回による変化は主にキャラクターとビルドに限られる。

 しかし、キャラクターごとに目指すビルドもある程度決まっているため、プレイを重ねるほど展開の新鮮さは失われていった。

 もし、強敵ばかり出る「モンスターハウス」のようなウェーブや、資源を大量に得られるボーナスウェーブなど、展開を崩すランダム要素があれば、周回にもう少し変化が生まれたと思う。

 最高難易度のナイトメアも、従来のウェーブに弾幕ギミックを加えた性格が強いので、新しい攻略法を考えるというより、いつもの戦闘が複雑で面倒になった印象だった。

580円以上には十分遊べた

 2026年9月19日時点の『Brotato』の通常価格はSteamで580円である。

Brotato on Steam
Brotato is a top-down arena shooter roguelite where you play a potato wielding up to 6 weapons at a time to fight off hordes of aliens. Choose ...

 筆者は38時間遊び、25キャラをクリアした。少なくとも20キャラ前後までは、それぞれ異なる攻略を新鮮に楽しめたため、価格に対するプレイ時間は十分だった。

 ただし、同系統のゲームでは、32時間遊んだ『Vampire Survivors』の方が筆者の好みには合っていた。

 『Vampire Survivors』には、異なるステージ、探索要素、ステージごとのギミック、その周回で引いた武器から組み立てるビルドなど、同じキャラクターを使っても展開を変える仕組みがある。

 一方、『Brotato』の変化は、主にキャラクターの特性とショップでの選択に集中している。

 キャラクターを替えて攻略法を考える間は面白いが、そのキャラクターで一度正解にたどり着くと、再び遊ぶ理由はあまり残らなかった。

 短時間で異なるキャラクターの攻略法を考えたい人には向いているが、一つのキャラクターを使い込み、毎回違う展開を楽しみたい人には、やや単調に感じられるゲームだった。

ぴっぴもんげ

2026年に東京から宮崎へ移住し、夫婦2人・フルリモート・車なしで生きてます。

住まい、家計、道具、仕事、ゲームや趣味について記録しています。

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