ピックはずっと『JIM DUNLOP TORTEX STD RD 0.50』

今までいろんな安いピックを使ってきた

 楽器を始めた当初はピックの扱いが雑で、ピックをよく壊すし、よく無くしていた。

 勝手にピックは、ポケットティッシュくらい雑に使っていいものだと思っていた。

 もちろん1枚数百円する高価なピックがあったことはお店で見たことがあったので知っていた。「プロにでもなったらこういう高いピックを使うのかなぁ」なんて思っていた。

 当時ピックを仕入れていたお店は、今は無き小田急線経堂駅付近の『和田楽器』だった。

 ここでは「ピックの掴み取り売り」をやっていて、300~500円くらい払うと専用のピックがたくさん入ったバケツから、片手で掴めるだけピックを掴んで持って帰ることができた。

 当時はこれで大量にピックを仕入れていた。

 今にして思えば、こんなやり方の商売でまともなピックを掴ませては利益が出ない。

 当然手に入るピックはゴミ同然のピックがほとんどだった。

 ひどいものは使っているとピックが削れて粉末状になり、ギターと衣服が削れた樹脂の粉まみれになっていた。

硬さ、薄さ、耐久性の全てがちょうどいい『JIM DUNLOP TORTEX STD RD 0.50』と出会った

 かつてのバンドメンバーが筆者が使っているゴミピックを見かねて、『JIM DUNLOP TORTEX STD RD 0.50』をくれた。

 「ピックなんてどれも同じだろう。まぁ粉が出ないのはありがたいが。」

 なんて思いながらいざ使ってみると、衝撃だった。

 ギターの弾きやすさはピックでだいぶ変わるものだと知った。

 それ以来、この素晴らしい『JIM DUNLOP TORTEX STD RD 0.50』を使い続けている。

他のピックを試す理由がないので今後も『JIM DUNLOP TORTEX STD RD 0.50』を使う

 『JIM DUNLOP TORTEX STD RD 0.50』は、性能が良い上に、1枚100円以下と安いので尚更すばらしい。

 筆者は、だいたい2年に1回くらいのペースで10~12枚分を買い足している。

 このピックは「U.S.A」とあるようにアメリカ製なので、最近はアメリカのインフレや円安の影響を受けて、amazonでの購入価格もじわじわ上がって生きている。

 買い急ぐことはないが、もし円高になったら10年分くらい買い込んでも良いと思っている。(それはそれで管理が手間か)

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