楽器を始めた16歳の時に買った『KORG CA-40』を今も使ってる
16歳の時にエレキベースでバンドを始めた。
ベースを買った当時は、チューニングという概念もわからず、チューニングが狂ったら近所の楽器屋に駆け込んでいた。
近所の楽器屋さんがギターには「チューニング」というものがあり、初心者は「チューナー」という機械を使うと楽にチューニングできるということを教えてくれた。
その後、駅前にあった『YAMAHA音楽スタジオ』に駆け込んで、そこに唯一あったチューナーである『KORG CA-40』を買った。
当時は定価で3,675円だった。
コルグは、クロマチック・チューナー「CA-40」を10月1日より価格改定、新価格を3,360円とした。旧価格は3,675円。
出典:https://www.barks.jp/news/?id=1000053750
ちなみに、この値段は当時のチューナーの中でも高額の部類だったらしく、バンドのメンバー達が持っていたチューナーは1,500円そこそこのもので、『KORG CA-40』と機能はほぼ変わらなかった。
チューナーの機能や相場を知らずに、必要分の倍近いお金を払ってしまったのである。残念。
ちなみに、2023年現在では、クリップ式の便利なチューナーが2,000円前後で売っていることを考えると、技術の進歩を感じる。
消せないレギュラーチューニングの各弦の音表記
『KORG CA-40』は当然拾った音のデータしか示さず、「それが何弦の音なのか」、ということは画面には表示されない。(そういう機能があるチューナーもあった気がする)
そして筆者はギターのレギュラーチューニングの音を度々忘れるので、いちいち調べなくていいようにチューナーに各弦の音を油性マジックで書き込んでいる。
これを見てチューニングするたびに、「この油性マジックが消えた頃には暗記してやる」と思いながらチューナーを使っているが、だいたい消えたらまた書いている。
2006年から使っているが全然壊れる気配はない
買った当初は「高い買い物をしてしまった。」と思っていたが、こんなにも長い期間使えるなら価格は全然高くはない。
とはいえ、当時メンバーのみんなが持ってた1,500円のチューナー(確かあれもKORG製だった気がする)も、同じ期間使えていたのであればやっぱり高い買い物だったが。
当時のバンドメンバーとはもう随分連絡を取ってないけど、今度聞いてみようかな。
旧交を温めるいいきっかけをくれた『KORG CA-40』でした。
そういえば、メンバーが持ってたチューナーには背面のスタンドがなかったことを思い出した!
とはいえ、一度も使ったことはないけども!
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