オカムラ『コンテッサセコンダCC87BS-FPC1』にはいつまでも座っていられる

リモートワークのためにオカムラ『コンテッサセコンダCC87BS-FPC1』を買った

サイズ感はスタンドに置いたストラトより少し大きいくらい。

　会社での仕事がリモートワークに移行するのにあたって、「長時間座っていても疲れない椅子」が必要になった。

　筆者の仕事はデスクワークで、会社の勤務時間は1日8時間以上になる。

　こんなに長時間、例えばそこらへんのリビングチェアに座って仕事をしていては、早晩に体を壊してしまうと思った。そもそもリビングチェアはクッションも薄いので1時間で尻が痛くなる。

　中古のオフィスチェアショップを巡っていろいろ座ってみたところ、オカムラ製の椅子がダントツで座り心地が良いことがわかった。

　あいにく中古ショップにあったオカムラ製の椅子は、家に置くにはどれも汚かったので、仕方なく新品を買うことにした。

　1日8時間座りっぱなしでも尻はほとんど痛くならないし、腰も背中もダメージを受けない。（ただし、座りっぱなし自体が良くないことなのでやらない方がいいのは明らか）

　この椅子に座ってしまうと、食事の時でも安っぽいリビングチェアには座りたくなくなる。なんだか違和感を感じるのだ。

　また、出先で座る椅子もこの『コンテッサセコンダ』と比べてしまう。

　基本的に店舗でこのレベルの椅子を置いている場所はないはずなので、出先ではどうしても椅子のスペック不足に不満を感じてしまう体になってしまった。

　どんなに良いモノもメンテナンスをしないと、パフォーマンスを維持できない。

　これは、この『コンテッサセコンダ』とて例外ではない。

　クッション部分はできるだけ汚れないように、タオルを敷いて使っているので、メンテナンスは軽く消臭・消毒スプレーをかけるくらいである。

　メンテナンスの際にとりわけ気になるのは、「機械部分に溜まるホコリ」である。

　これが結構溜まりやすく、かつ、取りにくいホコリなのである。

　しかも、背面や座の底部なので意識して見ないと、メンテナンスが必要な状態なのかがわかりにくいのも不便である。

　たくさんホコリが溜まると、その分だけ掃除が大変になるので、できれば汚れが少ないうちに綺麗にしてあげたい。

　筆者は引っ越しが多い身であるし、無能なため生きていくための「お金」が必要になり、この椅子をいつか手放さなければならなくなってしまうかもしれない。

　それにこの椅子も物である以上は、メンテナンスに気を配っても、いつかは壊れてしまうだろう。

　この椅子とお別れするのは辛すぎるが、いつかはお別れしなければならない。

　お別れしてしまうその日までは、ずっと座っていたいと思う、そんな素晴らしい「オカムラ『コンテッサセコンダCC87BS-FPC1』」でした。