2026年版:東京から宮崎市へ移住するための賃貸物件探し記録

はじめに

 2026年3月から4月にかけて、東京から宮崎市へ移住するための賃貸物件探しをした。

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 この記事では、そのときに実際に確認したこと、見送った物件、契約前に気をつけた点を記録しておく。

 前提として、筆者は夫婦2人暮らし、フルリモート、車なし生活を想定して物件を探していた。

 そのため、単に家賃が安い物件ではなく、生活と仕事を安定して回せる物件を探す必要があった。

 結論から書くと、宮崎市で移住者が賃貸物件を探すときは、以下の4点を先に確認した方がいい。

  • 3月〜4月の賃貸繁忙期は、なるべく避ける
  • 都市ガスかプロパンガスかを必ず確認する
  • 連帯保証人を頼める人がいるか確認しておく
  • ハザードマップを見て、海沿い・川沿いのリスクを確認する

3月〜4月は賃貸業界の繁忙期だった

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 筆者が物件探しをしたのは、2026年3月から4月にかけてだった。

 この時期は賃貸業界の繁忙期で、ネットでよさそうな物件を見つけても、問い合わせた時点ですでに申し込みが入っていることが多かった。

 また、募集は出ているものの、まだ前の入居者が退去しておらず、内見できない物件も多かった。

 東京から宮崎市への移住だったので、現地に何度も行くことはできない。つまり、物件を探すタイミングが悪いと、候補を比較する前に物件が消えていく。

 これはかなりやりづらかった。

 賃貸物件は、条件を絞れば絞るほど候補が減る。そこに繁忙期が重なると、「内見してから冷静に比較する」というより、「出てきた物件を短時間で判断する」ゲームになってしまう。

 移住先の地域をじっくり選びたい人ほど、3月〜4月の物件探しは避けた方がいいと思う。

プロパンガス料金が高く、申し込みを見送った物件があった

 内見はできなかったが、現地で実際に申し込みまで入れた物件があった。

 広さや立地には大きな不満がなく、建物の外観もきれいで、かなり有力な候補だった。

 しかし、後からプロパンガス料金を確認して、最終的には見送った。

 料金表をもらい、現在の住居でのガス使用量に照らしてざっくり計算したところ、都市ガスと比べて以下のような差が出そうだった。

月のガス使用量 都市ガスとの差額 年間差額 3年住んだ場合の差額
月5㎥程度 約2,600円高い 約31,200円高い 約93,600円高い
月10㎥程度 約3,200円高い 約38,400円高い 約115,200円高い

 物件の広さや立地は悪くなかったが、「毎月の固定費を上げてまで住みたいか」と考えると、筆者には納得できなかった。

 そのため、この物件は見送った。

東京からリモートで仲介会社とやり取りして物件を決めた

 見送った物件を紹介してくれた仲介会社とは、その後もやり取りを続けた。

 現地の仲介会社とリモートで連絡を取りながら、最終的に現在住んでいる物件を決めた。

 今回、筆者が重視した条件は以下の通り。

条件 理由
鉄筋RC造 防音性、冷暖房効率、耐震性を重視したため
築15年以内 設備の古さによるストレスを避けたかったため
駅徒歩20分以内 車なし生活を前提にしていたため
ハザードマップに大きな問題がない 海や川に近い地域では、水害リスクを無視できないため
都市ガス 生活コストを読みやすくしたかったため

宮崎市の賃貸契約では連帯保証人が必要だった

 今回、東京圏の賃貸契約との違いとして大きかったのが、連帯保証人である。

 筆者が見た宮崎市の賃貸物件では、保証会社の利用に加えて、連帯保証人も必要になるケースがほとんどであった。

 東京圏では、保証会社を利用すれば連帯保証人なしで契約できる物件も多いが、宮崎市ではそうはいかない模様だった。

 なお、今回の契約では、連帯保証人の保証極度額は家賃の2年分であるようだった。

 これは、移住者にとってはかなり重要なポイントである。

 物件そのものの条件が良くても、連帯保証人を頼める人がいなければ契約できない可能性がある。

 筆者の場合、現役で働いている親族は妻の父親しかいなかったので、今回はそこにお願いすることになった。

 ただし、彼も5年後には定年退職の年齢になる。そう考えると、今後も気軽に引っ越しを繰り返せるわけではない。

 物件探しというと、家賃、立地、設備ばかり見がちだが、実際には「契約できるかどうか」も大きな条件になる。

 宮崎市で賃貸物件を探すなら、連帯保証人を頼める人がいるかは、かなり早い段階で確認しておいた方がいい。

ハザードマップは必ず確認した方がいい

 宮崎市で物件を探すなら、ハザードマップの確認は必須だと思う。

 宮崎市は海も川もある。海に近い生活は魅力的だが、住居として考えるなら、津波、洪水、内水氾濫などのリスクは無視できない。

 特に、移住者は土地勘がない。

 地元の人なら「この辺りは昔から水が出やすい」などの感覚があるかもしれないが、外から来た人間にはわからない。

 だからこそ、感覚ではなく、ハザードマップで確認した方がいい。

重ねるハザードマップ
重ねるハザードマップ |身の周りの防災に役立つ情報をまとめて閲覧

 筆者は、海沿いや川沿いに住むこと自体を否定しているわけではない。むしろ、サーフィンをやってみたい筆者にとっては海が近い生活には明確な魅力がある。

 ただし、生活拠点として考えるなら、災害時にどの程度リスクがあるかを把握したうえで選ぶ必要がある。

 安さや景色だけで選ぶのは危ない。

宮崎市で賃貸物件を探すときに確認したいこと

 今回の物件探しを踏まえると、宮崎市で賃貸物件を探すときに確認したいことは以下の通り。

  • 3月〜4月の繁忙期を避けられるか
  • 内見できる状態の物件か
  • 都市ガスかプロパンガスか
  • プロパンガスの場合、料金表を見せてもらえるか
  • 駅、スーパー、病院、役所などへ車なしで行けるか
  • ハザードマップ上のリスクは許容できるか
  • 保証会社だけで契約できるか
  • 連帯保証人が必要な場合、誰に頼めるか
  • フルリモートなら、部屋数と防音性が足りるか

 特に、プロパンガス、連帯保証人、ハザードマップは、物件情報サイトを眺めているだけでは見落としやすい。

 しかし、実際に住み始めてから効いてくるのは、こういう地味な条件である。

 より網羅的なチェックリストは以下の記事の通り。

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まとめ:地方移住の物件選びは、家賃の安さだけで決めない方がいい

 宮崎市の賃貸物件は、東京圏と比べれば広さに対して家賃が安い。

 実際、筆者も東京では考えにくい広さの部屋に住めているので、移住したメリットは大きい。

 ただし、家賃だけを見て決めるのは危ない。

 プロパンガスで固定費が上がることもあるし、連帯保証人が必要になることもある。海や川に近い物件なら、ハザードマップの確認も必要になる。

 移住先の物件選びで大事なのは、「安い物件を見つけること」ではなく、「生活を安定して続けられる物件を選ぶこと」だと思う。

 今回の経験から、宮崎市で賃貸物件を探すなら、以下の順番で確認するのがよさそう。

  1. 住みたい地域を決める
  2. ハザードマップを見る
  3. 車なしで生活できるか確認する
  4. 都市ガスかプロパンガスか確認する
  5. 連帯保証人が必要か確認する
  6. 繁忙期を避けて、内見できる物件を比較する

 地方移住は、引っ越して終わりではない。

 その後の生活を無理なく続けられるかどうかが大事である。

 その意味で、物件選びは移住の満足度をかなり左右する。家賃、ガス、立地、災害リスク、契約条件をまとめて見て、納得できる物件を選んだ方がいい。

ぴっぴもんげ

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