青島海岸で初心者が波に乗るためのコツ
青島海岸でサーフィンスクールを受けた経験から、初心者がまっすぐ波に乗るために役立ったコツをまとめる。

最初は長くて幅の広いソフトボードを使う
筆者は9フィート、8フィートのワイドソフトボードを使用した。
9フィートの方が浮力と安定感があり、ボード上で身体の位置を決めやすかった。身長180cmの筆者の場合、つま先をボードの後端に合わせて寝ると、自然にへそがボードの中心付近に来た。
8フィートになると、身体が少し前に寄っただけでもボードの重心が変わりやすい。まっすぐ寝たつもりでも、左右のどちらかに傾いていることもあった。
初心者のうちは、短いボードへ早く移ることよりも、長いソフトボードで毎回同じ位置に寝られるようになるなど、安定して使いこなせるようになる方が優先度が高いと思った。
へそをボードの中心に合わせる
パドリングを始める前に、へそがボードの中心付近にあるかを確認する。
身体が前すぎるとボードの先端側へ重心が偏り、左右にずれているとまっすぐ進みにくくなる。適当に寝てから修正するのではなく、漕ぎ始める前に位置を決めた方がよい。
確認したいのは次の3点である。
- 身体がボードの前後どちらかに偏っていないか
- 背骨がボードの中心線と重なっているか
- 左右の肩や足が傾いていないか
ボードごとに適切な位置は異なるため、自分なりの目印を見つけておくと再現しやすい。
青島海岸では場所によって波の強さが違う
スクールで教わった範囲では、ANAホリデイ・イン リゾート宮崎の前を基準に、青島神社側へ行くほど波が弱く、反対側へ行くほど強くなる傾向があるという。
場所を少し移動するだけでも、波の強さや練習の難易度が変わる可能性がある。
ただし、実際の状況は天候や潮位などでも変化するので、場所だけで判断せず、その日のコンディションについて先生や現地の経験者に確認するほうがより確かな情報が得られる。
波を待つときはボードを横向きにする
波を待つ間は、ボードを波に対して横向きにしてまたがっておくと動きやすかった。
波が来たときにボードを岸側へ回転させれば、そのまま進行方向を向いて漕ぎ始められる。
最初から岸へ向けて待つよりも、後方の波を確認してから向きを変える動作がしやすい。
ただし、横向きのボードは波を側面から受けるため、周囲や波の状況を見ながら姿勢を保つ必要がある。
でかい波をやり過ごすときは結局波に対して十字になるようにボードを持ってこないといけない。
肩越しに見える波だけでは判断できない
波が近づいてきたら、肩越しに後方を確認する。
しかし、ボードにうつ伏せになった状態では、自分の真後ろを完全には見られない。
肩越しに見えるのは斜め後方であり、そこで見えた波の形と、実際に自分の真後ろへ来る波の形が違うことがある。
「よい波が来た」と思って岸側へ向き直っても、想像した波が自分の後ろに来ていないことは珍しくなかった。
初心者のうちは一度見ただけで決めつけず、波の進む方向と自分の位置関係を意識する必要がある。
ここは立ち上がり方よりも経験が必要な部分だと思う。
ボードが加速してから立ち上がる
立ち上がる目安は、ボードが波に押されて明確に加速した瞬間である。
タイミングが早すぎると、まだ十分な推進力がついていないため波に乗れない。反対に、判断が遅すぎても波に置いていかれて乗れない。
重要なのは、焦って波が来た瞬間に立つことではなく、パドリングを続けながらボードの加速を感じ取ることである。
現在のところ、この感覚を言葉だけで正確に判断するのは難しい。
何度も同じ種類のボードを使い、「まだ押されていない状態」と「波に運ばれ始めた状態」の違いを身体で覚える必要がありそう。
立ったら足元ではなく浜を見る
ボードに立ったあとは、足元を見ずに浜の方向へ視線を上げる。
不安定になると足の位置を確認したくなるが、下を向くと姿勢も崩れやすい。まっすぐ岸へ進む段階なら、進行方向を見るだけでも身体が安定しやすくなる。
そもそも、立ち上がった直後にボードを見ても、その場でできることはほとんどない。
足元を確認してから姿勢を直す余裕はないため、最初から正しい位置に立ち、視線を進行方向へ向ける方がよい。
波に乗るまでの手順
現時点での流れを整理すると、次のようになる。
- へそが中心に来るようボードへ寝る
- 波に対して横向きで待つ
- 肩越しに波の位置と進行方向を確認する
- ボードを岸側へ向ける
- パドリングを始める
- 波に押されて加速したことを確認する
- 素早く立ち上がる
- 足元を見ず、浜の方向を見る
このうち、初心者が意識しやすいのは、ボード上の位置、加速を待つこと、立ったあとの視線である。
ここまで自分でできるようになって、初めて一人で波に乗れる段階に入るのだと思う。
まずはソフトボードで同じ動きを再現する
初回のスクールでは、先生が波の選定から立つタイミングまで指示してくれたため、ほぼ毎回立つことができた。
しかし、それはサーフィン全体を自分でできたという意味ではない。先生が難しい判断を引き受け、成功しやすい状況を作ってくれていたからである。
初心者が最初に目指すべきなのは、短いボードやハードボードを使うことではない。
まずは安定したソフトボードで正しい位置を取り、先生の合図がなくても加速を感じて立ち、進行方向を見ながらまっすぐ乗れるようにする。
その次に、波の選定や漕ぎ始めるタイミングを自分で判断する段階へ進むのがよさそうである。




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