『ヤフオク』や『メルカリ』は商品が外国から買われる可能性がある
筆者は知らなかったが、『Buyee』のような「海外の人に代わって日本のオークションやフリマサイトの売買手続きを代行する会社」があるらしい。
ありがたいことに、国内勢には見向きもされなかった筆者が出品した商品が『Buyee』を通して海外の人に買ってもらえた。
商品が売れて嬉しい反面、「海外の人も代行会社を通せばフリマサイトを使って買い物できるんだ」と言うことを知った。
円安の時は外国から商品が買われやすい
円と海外通貨の取引レートが通常よりも安くなっている状態を「円安」という。
この状態では、海外通貨で買える円が通常よりも多くなる。つまり、外国人は少ない海外通貨でたくさん日本で買い物ができることになる。
本記事の初稿を書いている時点では1ドルが140円付近にある「円安」状態なので、円よりも価値が高くなっているドルなどをたくさん持ってる外国人は、円で買える日本のモノを買いやすくなる。
日本人に見向きもされないくらい高額な価格をつけていた筆者の商品は、外国人や海外居住の日本人にとっては安く見えたのだろう。
なので、「円安」の時は海外の人に売るつもりで、いつもより高めに価格をつけておいた方がいいと思った。
円高の時は国内向けに価格を調整する
逆に「円安」と逆の「円高」の時は、海外の人から商品が買われることは少なくなるはず。
なので、「円高」の時は、国内の相場に合わせて価格を設定するようにしたい。
とはいえ、「円高」の時は輸出産業の企業の従業員の給料は上がらなくなるし、国内向けの産業も人口減少によって内需が少なくなっているので、こちらも給料が上がりづらい。つまり、日本人は誰もお金を使いにくくなる。
こういう「貧乏な時」は、確かに中古品に注目が集まるが、それは「安く買えるから」という理由に過ぎない。
なので、「円高」の時には高額で中古品が売れるということは少ないと思われる。(逆に薄利多売の戦略が活きるか?
需要と供給とさらに為替も考慮して最大利益を目指したい
このように国内のフリマサイト、オークションサイトは海外の人も買う可能性がある。
なので、出品する際は従来通りにその商品の需要と供給を考慮し、その上、その時の為替も意識して、最大利益が得られるような価格を設定したい。
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