会社を退職して無職になったので『企業型確定拠出年金』から『iDeCo』に資産を移管した

会社を退職して無職になったので『企業型確定拠出年金』から『iDeCo』に資産を移管する必要がある

 会社を退職して無職になったので、これまで積み立てていた『企業型確定拠出年金』の加入資格が喪失した。このまま『企業型確定拠出年金』を放置すると手数料が発生するので、『iDeCo』の口座を開設して資産を移管する必要がある。

ここで注意したいのが、移換手続きには期日があるということ。

企業型確定拠出年金(企業型DC)の加入資格を喪失した日(退職日の翌日)の属する月の翌月から起算して、6か月以内に移換の手続きが必要です。手続きをしないままに放置すると、自動的に積立金が現金化され国民年金基金連合会に移換されることになります。自動的に移換された掛金は、運用などもできないことに加え、自動移換後4か月を過ぎると管理手数料が徴収されます。

出典:

従業員の退職 企業型確定拠出年金(企業型DC)の手続きは?
企業型確定拠出年金(企業型DC)に加入している従業員が退職する場合、6か月以内に移換手続きが必要です。退職後の進路によって手続きが変わります。企業型DC、iDeCo、確定給付企業年金等へも移換が可能です。

 手続き上、特に難しいことはないが、『企業型確定拠出年金』から『iDeCo』に資産を移管する記録を以下に残していく。

ステップ1:『楽天証券』に『iDeCo』の口座を開設する

『iDeCo』の口座は「運営管理手数料」が無料の証券会社で開設する

 まず、『iDeCo』の口座を開設する必要がある。 口座の維持にかかる手数料は「無料」の証券会社を選ぶのは必須なので、『楽天証券』か『SBI証券』のどちらかで口座を開設することにした。

 証券会社によって『iDeCo』で運用できる商品が異なり、『楽天証券』では『eMaxis Slimシリーズ』を運用できないようだった。(2024年10月2日時点)なので、サブで持っている『SBI証券』で『eMaxis Slimシリーズ』を運用しようと思ったが、資産の管理が面倒くさくなるので『楽天証券』にした。

 なお、掛け金の拠出については、無職になるのでやらない設定(『運用指図者』)を行った。

出典:

手数料 | 個人型確定拠出年金(iDeCo) | 楽天証券
個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)の事務手数料はこちらです。

「国基連」の審査がガッツリ2ヶ月かかった(2024年12月10日時点)

 『楽天証券』で口座開設の申請をしてから、ほとんどその日のうちに上記の「STEP3」までは進むが、そこから先の「国基連の審査」でガッツリ2ヶ月かかった。。

 まぁこちらは急いではいないので、別にいいけども退職後に無職になる場合は『企業型確定拠出年金』から『iDeCo』に6ヶ月以内に資産を移管する手続きをしなければならないので、この手続きの遅さを考えると実質4ヶ月しかなくね?と思うのである。。しかも移管手続きが6ヶ月以内に完了しない場合は、資産が「国民年金基金連合会」の管理下に入り、別途手数料がかかるようになるので恐ろしい。

「国基連」について:

国民年金基金連合会
国民年金基金についてご紹介します。

ステップ2:『iDeCo』に『企業型確定拠出年金』の資産が移管される

 STEP3が完了すると上記のハガキが届くので、『楽天証券』にて手続きを進める。

 『iDeCo』の口座開設が完了したが、まだ『企業型確定拠出年金』の資産は移管されていないらしい。この資産の扱いはよくわからないが、とりあえず画面の指示通りに12月16日~18日まで待ってみようと思う。

ステップ3:『楽天証券』に開設した『ideco』を確認する

 無事に移管完了!当初に種銭60万円から始まった運用だが、良い感じに成長している。まぁ筆者が60歳になるまであと25年は「絵に描いた餅」だがw

コメント