『バイオハザード ヴィレッジ』初見・難易度standard:感想メモ

プレイ状況

 初見プレイで、難易度standardでクリア。

Just a moment...

村の探索が面倒くさい

 村がとにかく広くて探索が面倒くさい。

 上記のMAPを見ると、「細い通路」には重要なアイテムはなく、ただ通過するだけになる。さらに、アイテムを手に入れるための「鍵」を入手するたびに、何もない通路を行ったり来たりしなきゃいけないのが本当にストレス。

 そういうMAPの構造があるので、「宝探し」も面倒くさい。宝の隠し場所に「センス」がないし、そもそもMAPを見ればピンポイントでどこにあるかがわかるので、『バイオハザード4』のように「探索するワクワク」は一切ない。「宝を探す」というよりも、「その場所に向かう」という作業でしかない。

戦闘が面白くない

頻出のザコ戦がつまらない作業になってる

 『ライカン』戦では、素早く動く敵が群れで出現することで戦闘の難易度を上げてくる。この戦闘は「じっくり狙って倒す」というよりも「素早く処理する」という流れになるので、「作業感」を感じる。

 『モロアイカ』戦は、『バイオハザード7』の『モールデッド』みたいな戦いになるが、こちらも群れで出てくる場合が多く、そういう時はやはり「素早く処理する」という流れになるので、「作業感」を感じる。

 こういう感想になるのは、『バイオハザード』というゲームに慣れているから、というよりも、このゲームが「サバイバルホラー」を感じさせることを諦めてるから、だと思っている。

安全圏から攻撃すれば楽勝

 「ザコ敵は基本的には配置されているエリアを跨げない」というルールがある。

 しかし、このゲームのMAPはロードを挟むことなく繋がっており、プレイヤーはいくらでもエリアを移動することができる。これを利用して、「ザコ敵を銃で攻撃しつつ、間合いを詰められたら隣のエリアに走って移動する」というムーヴを繰り返すとザコ敵に一方的に攻撃できるようになり、攻略が捗る。

 この仕様自体は『バイオハザード7』も同じだったが、今作はこの手法を使ってプレイヤーが逃げるとザコ敵は徒歩で元の配置場所に戻るので、戻っている最中の敵の背中を攻撃できるのがヌルくなった部分かもしれない。

 このゲームで警戒すべき戦闘は、退路をふさがれている場面のみなので、大抵のザコ敵戦は作業で安全にさばくことになる。

「徘徊する無敵ボス」からのボス戦の流れがしつこい

 『バイオハザード7』の『ジャック・ベイカー』戦みたいな感じのムーヴがやたらと多い。『ドミトレスク』・『ドナ』の攻略がこれなので、4ボス中2ボスがこの流れで攻略することになる。

 徘徊系のステージ攻略は、相手は無敵で、こちらは逃げるだけなので、とりあえずやることがはっきりしているので迷いはない。「セーブ部屋」など、追ってこれない場所まで逃げて、徘徊モードに戻ったら探索する、という流れ。これも作業である。

武器に特徴がない

 「ハンドガン」も「ショットガン」も複数種類あるが、使用感はあんまり変わらない。

 威力・反動・装弾数はそれぞれ違うものの、銃の構えに手ブレがないので照準のドットを合わせればきちんと狙ったところに飛んでいく。さらに、「銃の狙い」自体を補正してくれるアイテムは存在しないので、結局はプレイヤーの腕前次第ということになる。

 まぁリロードについては、「エリア移動」でいくらでも時間は作れるので、リソース節約のためには威力のみが大事になると考えていい。そうなれば必要なのは「威力が高い武器」だけになるので、同じカテゴリに複数種類の銃があっても意味はない。通過点にしかなってない。

『バイオハザード』シリーズの「マイナーチェンジ版」は微妙

 『バイオハザード7』の「マイナーチェンジ版」の本作は「微妙なデキ」だった。そして、これは他作品にも言える。筆者が観測しているのは以下の通り。

『バイオハザードRe:2』=>『バイオハザードRe:3』=>クソ

『バイオハザード4』=>『バイオハザード5』、『バイオハザード6』=>クソ

 新しいスタイルの『バイオハザード』がイケてても、それを焼き増ししたような続編のシリーズは大体クソなので、今後は警戒したい。まぁプレイ動画を見てからやるかどうか判断すればいいが、それをやると実際にプレイしなくてもいい気分になってしまうので、あんまりやりたくない。

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