ゴミはどんなに少量でも収集日には必ず出しておく
家のゴミ箱にあまりゴミが入っていなくても、収集日には必ずゴミを出すようにする。
ゴミ袋は有料だし、レジ袋も有料で気軽に手に入れられない今、少量のゴミしかないのにビニール袋ごとゴミ出しをしてしまうのは勿体無いように感じる。
これはわかる。
ゴミ袋も貴重な資源だし、ゴミの性質によっては、袋がいっぱいになるまで溜めておいても実害はないように思える。
しかし、ゴミ袋を効率的に使いたい派の問題は、「ゴミが家にあるということが当たり前になってしまう」ことと、「決まった日にゴミを出すというルーティーンが壊れてしまう」ことにある。
家にゴミがある状態を作らない
家にゴミがあるのは異常事態である。
家にゴミがあることは何もいいことがない。
家の景観が悪くなるし、匂いもするし、虫も寄ってくるかもしれない。
こういうものはさっさと捨てたい。
ゴミ屋敷清掃動画を見ていると、一定数、「もったいなくて捨てられない」と不用品を溜め込んでゴミ屋敷を作っている人がいる。
ゴミ袋を「もったいない」としてゴミをなかなか捨てないことは、この意識の延長にある気がする。
「家にゴミがある状態を作らないためにゴミ袋がある」という意識でゴミ袋を考えればどんなに少量でもその役目は果たしているので、問題なくゴミが出せると思う。
毎日欠かさずやることが主夫の難しさ
ゴミの量に応じてゴミを出すかどうかを判断していると、「〜曜日に〜ゴミを出す」というルーティーンが壊れてしまう。
ゴミ収集日になって、家中のゴミ箱を確認して、ゴミの量から「ゴミを出すかどうか」を判断していると労力がかかる。大体に週に3〜4回はなんらかのゴミの収集があるのだから、その度にこれをやっていては効率が悪い。
家事は毎日欠かさず行うもので、かつ、そのクオリティーは家族が快適に生活を送れるレベルでなければならない。
こういう毎日やる仕事においては、「如何に作業コストを減らすか」ということが必要になる。難しいことを毎日やることはできないから、タスクはなるべく簡単にしなければならない。
ゴミ出しは、そのタスクのゴールが「家からゴミをなくすこと」なのである。決して「ゴミ袋を効率的に使ってゴミを出すこと」ではない。
タスクによくわからない条件をつけて難易度を上げることは、「毎日やる」ということの障害になるので、ゴミ袋を効率的に使う、なんてどうでもいい目先のことはさておいて、淡々と機械的に、ローコストで毎日ゴミを出していきたい。
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