妻が病気に罹ると感じる夫婦二人暮らしの脆さ

ここ数年は冬に年1回ペースで派手に体調を崩す妻

 ここ数年、妻は冬になると派手に体調を崩す。

 今年と一昨年はコロナ、その前は胃腸炎、その前はインフルエンザと、メジャーな病気に罹る。

 我々夫婦は基礎疾患のない健康な30代と言うこともあり、病気自体は適切に処置すれば命に関わるようなものではない。

 しかし、我々は二人暮らしなので一方が倒れると生活は結構しんどくなる。

 ちなみに筆者は約5年に1回程度、季節に関係なく謎の高熱を出すことがあるが、それ以外の病気にはかかっていない。

ワンオペ生活になると心の余裕がなくなる

 二人暮らしで片方が倒れた時には、当然、生活方式が変わる。

 家事関連はもちろん、看病も全て健康な方が担う。

 なので、健康な方はそのための時間と体力を残しながら生活する。

 1週間程度続くと健康な方もしんどくなっていく。(まぁ大体の病気は1週間程度で症状はだいぶよくなるが。。)

 病気に気遣う対応は結構疲れるのである。そしてその疲れは心の余裕を奪い、冷静さを失わせる。

 世の中にはワンオペ介護とかあるらしいが、その辛さは筆者夫婦のこれをはるかに上回る辛さだろうと想像できる。。

頼れる人間関係がほぼないギリギリの生活

 我々夫婦の両親は2024年1月24日時点では健在だが、これは「頼れる人間関係」とは言えない。

 そもそも住んでいる場所が遠いし、全員フルタイムやパートタイムで仕事をしている身なので、気軽に呼び出すことはできない。

 さらに日頃からとりわけマメに連絡を取り合っているわけでもないので、あまりにガッツリ頼ろうとすると「オレオレ詐欺」を疑われるレベルである。

 「遠くの親戚より近くの他人」との言葉があるように、本来は近所でコミュニティを作っておかなければ、頼れる人間関係など作れないのである。

この状況では負担を増やしている場合じゃない

 正直、「自分達の生活を成り立たせるだけのお金」くらいしか持っていない我々夫婦にとっては、これ以上負担を増やすことは生活の破綻を招くと思っている。

 「心身の健康」、「必要なリソースを手に入れられるお金」、「頼れる人間関係」の3つのリソースが「安心安全な生活の土台」となる。

 負担の代名詞である「子供」だったり、「親の介護」なんてものは「安心安全な生活の土台」がなければやるもんじゃない。

人間関係の強化に力を入れていこうと思った

 幸いにも我々は「心身の健康」、「必要なリソースを手に入れられるお金」は整いつつある。最後は「頼れる人間関係」を構築して、「安心安全な生活の土台」を完成させたい。

 「安心安全な生活の土台」の上に自分達が思い描く幸せな生活を作っていきたいのである。

 しかし、具体的な方法はまだ思いついていない。

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夫婦二人暮らしの家庭は人員の替えが効かない  我が家は30代の子なし会社員夫婦である。  基本的には共働きで、家事に関しては得意不得意を考慮してほとんどきっちり二等分している。(2024年1月時点では筆者が専業主夫になっているので分担は7:3くらい)  このスタイルでの家庭運営は...

 こう言うのがあればいいんだけどなぁ。

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