『LIMLIGHT小型冷蔵庫RHT-90R』について
筆者が住んでいる『レオパレス』に標準装備されている冷蔵庫は、『LIMLIGHT小型冷蔵庫RHT-90R』。
マニュアルを見ると特に変わった様子はない普通の単身用の冷蔵庫に見える。

霜が付きやすくて使いにくい
夏場は1~2週間で分厚い霜が付く
夏場は霜を完全に取り払っても1~2週間で画像のような霜が付く。
霜が分厚くなると冷蔵庫内が冷えにくくなるので、分厚く成り次第、霜取りをしなければならない。これがなかなかに重労働だし、冷蔵庫が冷えなければ中の食料品がダメになってしまうので、霜が付かないに越したことはない。
霜を取る時は冷蔵庫の電源を切って、食料品を外に出してから木べらでガリガリ削る。
分厚く膨らんだ霜がべりッときれいに剥がれてくれたらうれしいが、そうはいかない。霜は表面から溶けるので、冷蔵庫の壁にくっついている部分はいつまでもしっかり凍り付いたままだから。
冷蔵庫に霜が付く原因と『レオパレス』での冷蔵庫の使用状況
1. ドアの開け閉めが多い/長時間開けている
→ 外の暖かく湿った空気が庫内に流れ込み、冷却されて水分が霜となって付着します。2. パッキンの劣化や閉まりが悪い
→ ドアのゴムパッキンが劣化して密閉できていないと、常に外気が入り込み霜がつきやすくなります。3. 温かいものを入れている
→ 食材から蒸気(水分)が出て、庫内で凍って霜になります。4. 冷蔵庫の設置環境が悪い(高湿度・直射日光)
→ 室内が高湿だと庫内にも水分が入り込みやすくなります。
調べてみると上記のような原因で冷蔵庫に霜が付くらしい。筆者の使用状況を振り返り、問題の原因を考えてみる。
まず、ドアの開け閉めは「それなりにある」といったところ。特に自炊をする際には3回くらいは開け閉めする。1回あたりの開けている時間は「そう長くはない」と認識している。食材の出し忘れ等でちょこちょこ開け閉めする感じ。
パッキンの劣化等については特になかった。冷蔵庫は、一応新しそうな個体で特に部品の不具合はなさそう。
暖かいものは冷ましてから入れているので問題ない。そもそも「調理済み品」を冷蔵庫に入れることはほぼない。
冷蔵庫の設置環境は、「高温標準湿度」といったところ。しかし、これに関しては「そもそも『レオパレス』物件は狭いので冷蔵庫の設置場所を工夫できない」という問題がある。
冷蔵庫は廊下に設置してあり、居室部分とはドアで隔てられているので冷房の空気が通らない。
温湿度計で計ってみると、やはり外気に近い温度になっていた。これだと確かに冷蔵庫内との温度のギャップがかなりある状態なので霜も付きやすいのかもしれない。
しかし、かといって廊下まで冷房で冷やすのはなんだか気が引けるし、そもそも冷房でも室温は20~25度くらいにしかならないので、冷蔵庫内との温度ギャップは完全には解消できない。廊下も冷やすなら、「冷房コストの増加がどれだけ霜を防げるか」を検討しないといけない。
筆者の改善策
冷蔵庫内の電球が付かないようにする
冷蔵庫の扉を開けると電球がついて内部を照らしてくれるようになっているが、この電球がかなり熱を持つ。この熱で冷蔵庫内の温度が上がっては困るので、これが付かないようにスイッチにテープを貼って、機能をキャンセルしてみた。
廊下の電気を付ければ冷蔵庫の中身は見えるので、機能をキャンセルしても問題ない。
保冷カーテンを付ける
よくある保冷カーテンを付けてみた。冷蔵庫のモノを取り出すのにひと手間増えるが、効果はありそうな気がする。
経過を観察する
上記の「新しい工夫」を導入してみたので、霜の経過を観察したい。
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