2025年10月からの地方移住までの生活費を試算する

2025年10月からの地方に移住する予定

 都会にいる必要がないので、生活費を抑えつつ、暖かい気候で海遊びをしながら、リモート勤務とアルバイトで第一次産業をやってみたいと考えている。

 現時点ではそれを2025年の10月からやろうと目論んでいて、それに向けて準備を進めている。 

2025年2月に契約更新をするか検討する

 筆者が現在住んでいる賃貸物件は2025年の2月に契約更新をする必要がある。さらに同時に家具レンタルの契約更新もある。2025年の10月に退去する予定なので、契約更新後は8ヶ月しか住まないことになる。しかし、各更新料は2年分である。こちらの都合でまけてもうことは当然できない。

 今の所、筆者にある選択肢は、「契約を更新して2025年の10月までの8ヶ月間今の物件に住むか」、「2024年2月に退去して実家付近のアパートに8ヶ月住む」という2択がある。一応、大穴狙いで「それぞれの実家に8ヶ月間住む」というのもあるが、関係各所の合意が得られないと厳しいので確実に実行できるプランではない。

各プランのコストを確認する

Aプラン:「契約更新して移住まで現状維持」(¥160,097/月)

項目 月額
2023年実績値 ¥136,486
8ヶ月パターンの生活費総額 ¥160,097

 結論は上記の通り。

 契約更新をして8ヶ月住む場合だと、「賃貸物件の更新料」と「家電レンタルの更新料」の月額が重くなるので上記の差が生まれる。具体的には以下の通り。

  総額 8ヶ月パターンでの月額 24ヶ月パターンでの月額 差額
更新料 ¥165,500 ¥20,688 ¥3,448 ¥17,240
家電レンタル ¥61,160 ¥7,645 ¥1,274 ¥6,371
      合計 ¥23,611

 上記の「差額」の合計を以下の記事にある「2023年の月額生活費の平均」に足してやると、8ヶ月住んだ場合の月額負担額を反映できる。

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Bプラン:「実家付近のワンルームアパートを契約して8ヶ月住む」(¥70,000/月)

 妻の実家は平日と土曜日にほとんど人がいないので、ここを自由に使うことができる。なので、近所に最低限の設備があるワンルームアパートを借りて、寝るときなどにそこに帰るようにするプランがこれである。このプランだと「誰もいない家」を使うので関係者が合意しやすい。

 妻の実家付近のワンルームアパートの賃貸物件の価格の相場は約60,000円。家賃や光熱費を2人で割ると、家賃(3)+食費(2)+光熱費(0.5)で合計55,000円。そこに雑費などを15,000円分加えて70,000円としてみた。

項目 月額 総額
A:契約更新して8ヶ月住むパターン ¥160,097 ¥1,280,772
B:8ヶ月間アパートで暮らすパターン ¥70,000 ¥560,000
A-B差額 ¥90,097 ¥720,772

 上記の「Aプラン」との差額が720,772円もあるのでこの時点で心はBプランに傾いている。。

Cプラン:「実家に8ヶ月住む」(¥30,000/月)

 これは関係者の同意が得られるか難しいのと、生活においてなかなかの不便があると思うが、妻も筆者も東京生まれ、東京育ちで、東京に実家があるので、「お互いが実家に帰ってたまに会う」みたいなことができる。

 このプランが実現した時の生活費は以下の通り。雑に、なんとなく「実家には3万円くらい入れておけば良い」みたいな雑な考えをしている。まぁ8ヶ月だし、それでもなんとかなりそう。不足分は実務でカバーすれば良いとしておく。

項目 月額 総額
C:8ヶ月間各々の実家で暮らすパターン ¥30,000 ¥240,000

 かなり安くつくのが魅力である。。まだ2025年2月の退去までは時間があるので、相談や根回しはやっておいても良いと思った。

所感

項目 月額 総額
A:契約更新して8ヶ月住むパターン ¥160,097 ¥1,280,772
B:8ヶ月間アパートで暮らすパターン ¥70,000 ¥560,000
C:8ヶ月間各々の実家で暮らすパターン ¥30,000 ¥240,000
A-C差額 ¥130,097 ¥1,040,772
A-B差額 ¥90,097 ¥720,772
B-C差額 ¥40,000 ¥320,000

 並べてみると「最高値のAプラン」と「最安値のCプラン」の差がモノすごい。。一人100万円稼ぐのはかなりしんどいが、住む場所を変えれば8ヶ月で作れてしまう現実。「現実的なBプラン」と「最安値のCプラン」の差額もまぁまぁでかいので、Cプランは魅力的である。

 こうして各プランの生活費を並べてみると、達成難易度に比例してリターンも大きいことがわかった。なので今後はなるべく高いリターンが得られるように、以下のような動きでプランの実現に努める。

  1. Cプランの根回し:「筆者の実家の説得」からの「引越し後の妻との生活パターンすり合わせ」
  2. Bプランの根回し:「物件選定」と「妻の実家への挨拶」
  3. どうしても無理ならAプラン:できれば避けたい状態

 2025年2月までは執筆時点でまだ8ヶ月もあるので、今からじっくりやっていけばなんとかなりそう。がんばろっと。

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