筆者は顎関節症歴12年目(2024年時点)
III型
関節円板の異常です。関節円板とは、上あごの骨と下あごの骨の間に存在する、クッションのような役割をする組織です。III型の患者さんは関節円板の位置がずれてしまっているため、口を開けると「カクカク」「ポキポキ」といった「関節雑音」を伴います。しかし、症状が「関節雑音」だけの場合は特に治療の必要はありません。一方で、関節円板のずれがひどくなると「関節雑音」が消失して「開口障害」が出現します。この場合、一般的にマウスピース治療を行ないますが、効果が不十分な場合には、歯学部付属病院の顎関節専門外来などで、より専門的な治療を行なうことがあります。
出典:
上記のサイトによると、筆者は顎関節症のⅢ型に該当する。
12年前ごろ(大学生だっと記憶している)に、口を開けると右の耳付近が猛烈に痛くなり、歯科で診断を受けた。
この時、レントゲンを撮って骨の状況を確認したところ、痛みの原因は関節円板が脱落してしまったことが原因のようだった。医師曰く、これが脱落すると、上顎と下顎の間のクッションがなくなり、口を開けるたびに骨と骨がぶつかるので痛みが出る、ということらしい。
関節円板は軟骨であり、脱落してもしばらく安静にしていれば元の位置に再度生成されるようなので、その時は1週間程度様子を見た。そして1週間後には、口の開閉や奥歯での咀嚼に痛みを感じることはなくなっていた。
当時はいつ関節円板が脱落したのか、外傷を受けた当の心当たりもなく、なぜこんな症状が出たのか不思議に思っていたが、医師曰く、特別なことがなくても顔の形状等で関節円板が脱落しやすい人もいるとのことだった。
キックボクシング中に耳付近にパンチをもらうと関節円板が脱落する
何もしていなくても関節円板が脱落しやすい顔の形状をしている筆者は、キックボクシングを趣味にしており、スパーリングをガンガンやっている。
関節円板が脱落しやすい顔の形に加えて、顔面を殴り合うスポーツを激しくやっているせいで、関節円板が脱落する頻度は上がっている。
幸い、やはり関節円板は1週間程度で復活するのか、痛くなったら安静にして回復させるということで、大きな問題には至っていない。なので、同じような痛みが出ても歯科医院には行っていない。
しかし、関節円板が脱落するときの痛み、脱落した後に食事をする痛みは毎度辛いものがある。
今回もパンチをもらって同じ痛みが出たので、向こう1週間は辛いな。
脱落した関節円板は、レントゲンで見たところ、下顎の窪みらへんに落っこちていることが確認できた。おそらくこの部分では軟骨である関節円板が消化されることはないだろうから、溜まっていく一方なのか?と思う。
一生のうちに脱落させまくったら、関節円板の残骸で顔の形が変わりそうな気がした。。そういうことがあるのか、今度病院で聞いてみよっと。
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