投資戦略
資産形成のために米国株のインデックスファンドに投資をしている。いわゆるインデックス投資である。
インデックス投資では、10年以上の長期投資を前提としており、かつ、リターンを得るための戦略はシンプルで「買ったら持ち続ける」である。
昨今、NISA制度や格安コストのインデックスファンドを買いやすい環境が整ってきたおかげで、筆者をはじめ多くのインデックス投資家が生まれた。
この最近インデックス投資を始めた初心者は、情報に敏感である上、そのニーズに応えてさまざまなベテラン投資家がSNSで情報を発信している。
とはいえ、本来のインデックス投資の王道戦略は「買ったら持ち続ける」である。
税制やファンドの仕組み、経済情報の読み方などの情報はありがたいものの、「株価が上がる、下がる」の情報はこの戦略の継続を困難にしてしまうので、ありがたくない。
そう言った情報に惑わされずに、王道の戦略を貫くために、この記事にて誓いを立てようと思う。
生活防衛資金を150万円用意しておく
筆者の毎月の支出は10〜12万円である。
最大支出の12万円で想定して、その12ヶ月分は144万円である。
なんとなく気持ちのいい数に切り上げて150万円を生活防衛資金として持っておくようにする。
このお金は投資には回さないお金だし、緊急事態にしか使わないお金とする。
『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)インデックス』を買ってお金が必要になるまでホールドする
インデックス投資では、『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)インデックス』を買って、お金が必要になるまでホールドしておく。
取り崩していいのは、「お金が必要になって、かつ、その時の収入では賄えない時だけ」である。
こう考えると、そんな時が来るのか、今は想像できない。
2024年の『新しいNISA』の使い方
2024年から始まる『新しいNISA』の使い方について検討する。
これは上記の投資戦略を変更するようなものではないので、別項でその内容をまとめる。
これまで通り『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)インデックス』を買う
購入する商品は今までと同じ『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)インデックス』にしようと思っている。
分配金をファンド内で再投資してくれるこの商品なら、『新しいNISA』の枠を消費することなく、資産を拡大させることができる。
当初は、分配金が出るS&P500連動の国内ETFである『ISS&P500米国株 (1655)』を検討していたが、現状は労働収入があるので、わざわざ分配金をもらう必要はないと考えている。
さらに、後述するように現在特定口座で運用している『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)インデックス』を『新しいNISA』に段階的に移していくつもりなので、投資上限枠が埋まらないことを心配する必要は、今のところはないと考えている。
これまで通り毎月の余剰分を投資する
引き続きこれまでと同じく、毎月の余剰分を投資する。
基本的には定額で積み立てて、臨時収入があったらその都度、その額を積み立てるようにする。
年間360万円に届かない場合は特定口座の資産を徐々に入れていく
資金はなるべく早くから運用した方がリターンが大きくなるので、なるべく『新しいNISA』の枠を最速で埋めるようにしたい。
なので、年間360万円を投資できない年は、特定口座で運用している『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)インデックス』を売却して、改めて『新しいNISA』の口座で同じ商品を買い直そうと考えている。
お約束
この投資戦略を変えない
インデックス投資の王道戦略は「買って持っておく」ということである。
それをするための上記の投資戦略を変えてしまっては、インデックス投資でリターンを出すことが難しくなる。
なので、決めた上記の戦略は変えないようにする。
SNSで投資情報を見ない
株価に関するニュースや解説をSNSで見てしまうと、「買って持っておく」ということがやりにくくなる。
「自分だけ損したらどうしよう」とか「自分だけ得できなかったらどうしよう」とか、余計な考えが湧いてしまう。
そうやって情報に振り回されてる時点で損だし、どれだけ情報を集めても株価がどうなるか、なんてことは誰にもわからないのである。
ならばこう言った情報は見るだけ損である。なので、見ない。
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