プレイ実績
ランクマッチの第10シーズンでマスターランクに到達した。
2023年5月31日時点では存在するらしい「ランク保護アイテム」がなかった時代のマスターランクなので、ちゃんとマスターランクの実力はつけたと自負している。
現在は『ポケモンユナイト』を引退済み。
引退勢がこれからはじめる人に伝える『ポケモンユナイト』の楽しさと厳しさ
筆者は2023年1月23日に『ポケモンユナイト』を初めてプレイし、2023年3月26日にマスターランク(レート1200)に到達し、2023年5月2日に引退した。
古参プレイヤーと比べるとプレイしていた期間は短いが、一応最高ランクまで到達したので『ポケモンユナイト』がどういうゲームなのかを説得力をもって語れると思っている。
『ポケモンユナイト』は良くできたMOBAゲームだが、対戦ゲームであるので本家のポケモンとは違い、万人が楽しめるゲームではない。
これから『ポケモンユナイト』をはじめる人が、このゲームをより楽しめるように、このゲームを取り巻く現実をまとめておこうと思う。
なお、本記事はランクマッチシーズン10時点の情報で書く。(筆者はもう引退しているので最新バージョンはフォローできないので)
『ポケモンユナイト』の楽しさ
ゲームのルールは単純でとっつきやすい
このゲームの勝利条件は、「野生ポケモンを倒してポイントを溜めて、相手のゴールにたくさんポイントを入れること」だけである。
とりあえずこのことだけを頭に叩き込んでおけば、ゲームをプレイすることはできる。(当然、勝つためにはその他のたくさんの知識を学び、経験する必要がある。)
ゲームの入り口としてはわかりやすい。
役割がはっきりした個性豊かなキャラが揃っている
『ポケモンユナイト』にはたくさんのキャラがいて、それぞれに「得意なこと」、「苦手なこと」がある。
例えば、「アタック型」のポケモンは攻撃力は高いが、防御力はイマイチですぐにやられてしまったり、「ディフェンス型」のポケモンはその逆だったりする。
また同じ「アタック型」でも攻撃の射程が長いキャラや短いキャラ、単体火力が高いキャラ、範囲火力が高いキャラなど様々なタイプがいる。
たくさんキャラがいるので、自分がやりたい戦い方にあったキャラがきっと見つかるはず。
味方との連携が決まった時が最高に気持ちいい
『ポケモンユナイト』は、得意不得意のあるキャラ同士が連携することで、その弱点を補ったり、高い突破力を発揮したりする。
味方との連携のために、基本的にはゲーム内のショートメッセージを使って互いに連絡し合う。
このショートメッセージやそのときの状況から生身の人間同士が察しながら連携を取ろうとする。
これが決まったときの「分かり合えた感」がたまらなく気持ちがいい。
ランクマッチはランクが細かく区切られているので実力が近い人とゲームがしやすい
『ポケモンユナイト』は、実力が近しいプレイヤー同士がマッチングできるように、ランクが細かく区切られている。
なのでランクマッチでは、いきなり上手なプレイヤーと当たってボコボコにされる、ということはない。
『ポケモンユナイト』の厳しさ
チュートリアルが不十分なので勝つためには自分で勉強する必要がある
ゲームを始めた時に受ける「チュートリアル」は操作の説明が主で、「どうやったら勝てるのか」ということは教えてくれない。
そのため勝つためには、自分で情報を集めて、勉強する必要がある。
勝つためのヒントは、ゲーム側からは基本的には一切提供されないので、単純にプレイするだけで強くなるのは難しい。
また、自分の試合のリプレイを見る機能もないので、試合を振り返りたかったら自分で試合を録画するか、反省点をその都度メモしておくなどする必要がある。
勝ちたいなら好きなポケモンだけを使うわけにはいかない
『ポケモンユナイト』のチーム編成は自由度が高い。キャラさえ被らなければどんなタイプのキャラでも選択することができる。
しかし、キャラのタイプが偏っていると、そのタイプの弱点になるキャラに一網打尽にされたり、特定の状況に極端に不利になったりする。
なので、試合に勝ちたい場合は、なるべくいろんなタイプのキャラや状況に対応できるチーム編成を組む必要がある。
そのためには、味方が選択したキャラに合わせてキャラを選ぶことが必要になる。
なので、いつもいつでも好きな使いこなしているキャラを使えるとは限らないのである。
チームの中で自分だけが強くても勝てない
『ポケモンユナイト』の試合は5対5のチーム戦である。
また、『CODシリーズ』などのFPSゲームのチーム戦のように、「チーム内の誰か1人が強ければ戦況をひっくり返せる」ということはない。
人数差の前では、プレイヤーの操作スキルなど大した意味をなさない。
なので、このゲームで勝つためには、5人の味方全員にプレイスキルが求められる。
例え、自分1人がたくさん練習して上手になっても、マッチングした味方にプレイスキルがなければ簡単に負けてしまうのである。
ゲーム知識がないプレイヤーが味方になると勝ちにくい
上記の通り、このゲームで勝つためには、チーム5人全員にプレイスキルが求められる。
しかし、ランクが同じだからといって、味方の実力にいつも期待できるわけではない。
「こんなことも知らないのに、よくこのランクに来れたな」と思うような味方と出会うことは多々ある。
こういうプレイヤーとマッチングすると、キャラ選択画面の時点で「勝つのが難しいこと」がわかってしまう。
なので、本来ならそこで「降参」としてゲームをやめたくなるが、そうはいかない。キャラ選択画面で敗色が濃厚でも戦わなければならないのである。
セオリー通りに動けないと味方にからバッシングされる
味方のプレイスキル不足もゲームを楽しめない一因となるが、自分のプレイスキル不足を味方に咎められるのもまたこのゲームの厳しいところである。
セオリーに反した行動を取ると、通称「ピン刺し」と呼ばれるショートメッセージの一種を、連続して送ってくるプレイヤーがいる。
上位ランクほどこういったプレイヤーが多いので、上位ランクに行けば行くほど「味方に怒られないか」を気にしながらゲームをプレイしなければならないのが辛いところである。ちなみに筆者はこれが原因でこのゲームをやめた。
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