30代中頃男性の友達の結婚観に驚いた
久々に会って話した30代中頃男性の友達の結婚観に驚いた。
どうやら彼は「結婚をしたいと思っているが、自分にはその資格がない」と言う。
「結婚に資格なんているのか?」と思ったが、よくよく話を聞いてみると、ほとんどは「お金がないから結婚できない」と思い込んでいるだけの問題だった。
話を聞き終えて、「無意味な心配だ」と思ったが、同時に、こう言う無意味な心配をしている人は他にもいそうなので、経験と考えをまとめてみる。
結婚するなら100万円くらいかけて結婚式をやるのは当たり前ではない
この男のように「結婚資金がない」と嘆く人がいるらしい。
言うまでもないが、結婚自体は役所に書類を提出するだけなので、タダでできる。
一般的に結婚資金と呼ばれているのは100万円くらいかけてやる、あの結婚式の資金のことである。
当然だが、こんなものはやらなくていい。やらなくても結婚はできる。
これはやりたいし、やれる人がやるものなのだ。誰もがやらなくちゃいけないものじゃない。
ならば、やりたくないし、やれない人ならやらなければいい。
婚約指輪と結婚指輪を買うのは当たり前ではない
今時、「給料の3ヶ月分」のお金を指輪に変える人は少ないと思うが、まだいるらしい。
当然だが、各種指輪なんて買わなくても結婚することはできる。
なんとなく、上記の結婚式とセットで指輪の存在も語られるが、どちらも必須ではない。ただのオプションなのである。
ちなみに、婚約指輪はリセールバリューも低いらしい。ゴミじゃん。
婚約指輪の買取価格は、ダイヤモンドのグレードにより大きく異なるため一概には言えませんが、おおよそ購入時の【10分の1程度】になる事が目安とされています。
結婚したら相手の生活の面倒を見るのは当たり前ではない
結婚したら男性側は、相手の生活の面倒を見るのを当たり前だと考えている人が、男女ともまだいるらしい。
当然、そんなことは当たり前ではない。むしろ、そんなことができている家庭は年々減っている。なので安心していい。

https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/19/backdata/02-01-01-03.html
結婚したら子供を作るのは当たり前ではない
「少子化が深刻化している」なんてニュースが10年以上前から頻繁に報じられる現在、結婚したら子供を作るのが当たり前、なんてことがあるはずがない。
確かに、結婚そのものをしない男女もいるが、結婚しても子供を作らない男女も増えてるか、少子化になってるわけだ。
一方で、逆に結婚しないと子供産めないという気持ちはわかる。
結婚してないと、子供にとって誰と誰が親なのか、よくわからなくなって混乱するとは思う。
が、ちゃんと子供を育てられてれば、別にこれも必須とも思えないが。
結婚したら家を買うのは当たり前ではない
マッションにせよ戸建にせよ、結婚したから家を買うんじゃない。家を買いたいから買うのである。
結婚はきっかけにはなるかもしれないが、結婚延長で買うものじゃない。
と言うか、見通しでもいいにせよ、ここまで全部盛りで結婚を考えたら、結婚できる人なんてほぼいなくないか?と思った。
「全部盛り」の結婚を目指している間に自分の賞味期限が切れる
もしかしたら、長いこと一生懸命働けば上記の項目を全て達成できる「全部盛りの結婚」ができるかもしれない。
が、そんなふうに準備をしていると当然、結婚なんて考えてられる年齢を過ぎてしまう。
何の根拠もなく世間が「当たり前」とした結婚のオマケ要素を、別にいらないものだと考えれば、結婚がそんなに難しいものではないことだと考えられるんじゃないだろうか?
結婚とは好きな人とずっと一緒にいるための手続き
結婚は「好きな人とずっと一緒にいるための手続き」に過ぎない。
決して、色々買う、または買った男女の関係を示すわけではない。
常に本質を見ていきたい。
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