「手に入れたこと自体」を羨ましがると余計なものを買ってしまう

他人が何かを手に入れた時に「手に入れたこと自体」が羨ましくなる

 他人が新しいものを買った時、なんとなくそれが羨ましくなる。

 その羨ましさは、「他人が手に入れたモノ自体」ではなくて、「手に入れたこと自体」に向いていたりする。

 なので、羨ましくなった他人と同じモノを手に入れたとしても、満足はできない。

 これは「他の人が食べてたから、なんとなく自分も何か食べたい」みたいな感覚かもしれない。

他人が何かを手に入れたことは自分には関係ない

 何かを手に入れた他人を羨ましく感じることはある。が、他人が何かを手に入れることと自分は関係ない。

 人は人、自分は自分。

 自分が欲しいモノは、手に入れていい余裕があるなら、手に入れればいい。余裕がないなら、余裕ができるまで待つ。

 これは他人がどうとか関係ない。このルールを無視すると手痛いことになる。

「あの人も買ったから」は自分が買っていい理由にはならない

 他の誰かが自分自身のリソースを使って何かを買ったことが、自分も何かを買っていい理由にはならない。

 人は人、自分は自分。

 これはだいぶ「基本的なこと」だが、場の雰囲気によって忘れてしまいがち。

 目の前で誰かが何かを買っていたら、自分も何か買っていい気分になる。

 しかし、それはなんの根拠もない、都合のいい思い込み。

 お金を減らしたくなかったら、その場の雰囲気に支配されずに、論理的に考えたい。

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