『Gibson Les Paul Standard ’50s』を狙っている
日々「ストラト」を使っていると、対照的なハムバッカーギターの野太い音に憧れる。
さらに、筆者は2000年代の日本のバンドをたくさん聴いて育ったので、その年代のメジャーなバンドが使っていた「レスポールタイプ」にはとりわけ強い憧れがある。
ネット上で色々と「レスポールタイプ」の音を聴き比べた結果、『Gibson Les Paul Standard ’50s』のぶっとい音が一番好みであると、現時点では思っている。
高額なので買う前にスペックもちゃんと調べ上げた!
円安ドル高と米国のインフレなどの要因で2024年3月25日時点で10万円以上値上がっている
2024年3月25日時点の為替相場は「ドル高円安」である。
しかも、米経済はインフレが激しく、FRBも長期金利を下げるには至っていない。
そんな中、米国産のギターである『Gibson Les Paul Standard ’50s』の値段が上がらないわけがない。為替レートとインフレのダブルパンチで値段はだいぶ上がるはずである。
エレキギターの価格推移は家電のように簡単に確認することができないので調べるのが面倒なので、価格推移を追いやすいamazon価格で調べたが、4年前に比べて約12万円程度値上がりしている模様。
もちろん、色や生産年などで価格に違いは出ると思うが、間違いなく値段は上がっている。
当たり前だが『Gibson』製ギターだけの話じゃない
当たり前だが、ガッツリ値上がりしているのは『Gibson Les Paul Standard ’50s』だけじゃない。
米国産のエレキギターであればどれも似たような状況だろう。
筆者は2021年9月に『Fender AMERICAN ULTRA STRATOCASTER SSS』を新品で購入しているが、その時の価格は237,999円だった。
しかし、2024年3月25日時点では同じ「ストラト」が357,500円で売っている。(もちろんこれはメーカー希望価格なので小売価格はもう少し安くなりそうだけども)奇しくも、こちらも約12万円程度の値上がり。
凄まじい値上がり。。
資産は増えても物価もガッツリ上がってくるんじゃ買い物は苦しい
筆者は「理想の生活」のために株式投資を中心とした資産形成に注力しているので、「ドル高円安と米国のインフレ」には恩恵を受けている。
しかし、結局のところ金融資産はそれ自体を持っているだけでは意味がない。食えもしないし、音も出ない。
なので、最終的にはそれを使って必要なモノを手に入れる必要がある。
しかし、上記をはじめとした国外産品の価格上昇がある現状では、金融資産が増えても物価も上がるんだから、最終的には「トントン」になるような気がしている。
「トントン」ではリスクをとってお金を増やした甲斐もない。
というか、実質的には買えるものが増えていないのだから、資産が増えているとは言い難い。。
「お金を使ってモノを手に入れる」というのがだいぶ効率が悪い状況になってるなと思う。
国産Les Paulモデルも検討するか?
米国産ギターが筆者には納得できないレベルで値上がりしているので、これを追い求めるのは気が引ける。
では国産ギターならどうだろうか?
当然、部材は海外産のものもあるだろうし、日本だってじわじわと人件費が上がっているので、数年前と比べれば値段は上がっているだろうが、筆者の懐事情にマッチすれば買うことはできる。
とりあえず、楽器屋に行って色々弾いてみるか。
スペックを重視すれば『momose MLS1-STD/NJ LTB』はかなり安い
狙っている『Gibson Les Paul Standard ’50s』と同じ約35万円で手に入るレスポールタイプとして国産の『momose MLS1-STD/NJ LTB』が奇跡的に市場に新品で出ている。(2024年4月7日時点)
スペックを見れば『Gibson Les Paul Standard ’50s』よりもワンランク上の木材を使っていることがわかる。(とはいえ『Gibson』は木材の詳細スペックを公表していないので実際のところはわからない)
あとは音の好みがマッチすれば『momose MLS1-STD/NJ LTB』はだいぶ安いと思う。
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