『ペルソナ5』感想メモ〜「カネシロ・パレス」終盤まで〜

プレイ状況

 難易度は「Normal」でプレイ中。

カネシロ・パレスも終盤戦

 まぁ難しい難易度でやってるわけじゃないので、1回のダイヴで随分深いところまで潜れる。

3ステージ目にして登場キャラが増えてきて混乱気味

 筆者は人の名前を覚えるのが苦手。

 学生時代にいろんな教科の暗記をしてきたが、その時は「名前と用法と意味」をセットで覚えるようにしていた。そのセットじゃないと覚えてもしょうがないことがわかっていたから、どちらかが欠けていると気持ちが悪かった。

 だから、暗記に「なんとなく覚える」はなかった。

 しかし、人の名前を覚える時は大体「なんとなく」で覚える。いちいち、「気に入ったからその人を呼ぶために覚える」とか「なんでそんな名前なのか、由来を知って覚える」とかはしない。

 だから、学校や職場などの「その場限りの関係」の人の名前を覚えるのは苦手なのである。

 これはゲームでも同じ。気に入ったキャラの名前は覚えるが、そうじゃないキャラは覚えられない。

 キャラがたくさん登場するゲームではこの性質が仇になって、全然キャラの名前が覚えられない。まぁ必ずしも覚える必要はないのだが。。

 『ペルソナ5』もストーリーが進むにつれて登場キャラが増えてきた。これはストーリーに置いていかれるかもしれないまずい状況。

雑に作られたキャラは今の所いない印象

 登場キャラ数はゲームが進むにつれて増えていくが、ストーリーに直接関係しないキャラもちゃんと「信念」というか、ちゃんと何か考えを持っている。

 決して雑な「モブキャラ」にしていないので、今のところはちゃんと覚えられている。

 特に吉田元議員の台詞には、「ゲームでこんなセリフが聞けるとは。。」と胸が震えた。

「はみ出しもの」は仲間のフラグ

 「誰が仲間になるか」は、基本的には「そのキャラがパッケージに写っているかどうか」で判断していたので、出てきたキャラが仲間になることに驚きはなかった。

 が、イゴールのセリフを聞くと、コープを含め、仲間になる人の特徴がなんとなく見える気がした。

「次の日は何が起こるかわからない」というギャンブル性がプレイをやめさせない

 このゲームは「やめ時」が難しい。

 繰り返しの作業が発生しにくいゲームの作りになっているし、適度な間隔でランダムなイベントが発生する。

 なので、「次の日に進んだら何があるんだろう」と常にワクワクしながらゲームをすることになる。

 「何が出るかわからないガチャ」に熱中する人の気持ちがチョットわかる。

 こんなんじゃ、「ゲームを区切りのいいところで止める」なんてことはできそうにない。

川上先生がお気に入り

 誰かに大事にしてもらえず、むしろ雑に利用されても、自分ができることを精一杯やって生きていく。

 そんな「社会への諦め」と「自分の人生を生きる情熱」を持っている川上先生がお気に入り。

 あと川上先生と仲良くなった際の特典は優秀。1日の行動回数をお金を使って増やせるようになるから。

 「協力(コープ)」とはまさにこのこと。

リソースに余裕がないと人は人と繋がれなくなる

 余裕がないと人は自分のリソースを守ることに執着してしまう。

 例え、家族や友達など、親しい人間でも自分の時間・金・体力などのリソースを奪う人間が許せなくなる。

 これはその個人が「ケチ」だからとか、そういうことじゃない。単純にリソースが足りないだけなのである。

 また、人によって自分に必要なリソースは異なるので、リソース不足を他人が判断するのは難しい。

 なので、他人からみたら「ケチ」に見えたりすることでも、本人的には精一杯リソースを切り詰めて目的に向かっているだけの可能性もある。

 人はパッと見でわかるほど単純じゃない。

 けど、そのことを理解している人間は少ない。

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