効率の良い家族評価の上げ方がわかった

結論:ミスをしないで淡々と家族のための「仕事」をする

 ミスをしないで毎日淡々と家族のために「仕事」をすれば、時間と共に相対的に家族からの評価が上がっていく構造があることに気づいた。

 ここで言う「仕事」とは、「給料を稼ぐための会社での仕事」や「掃除、洗濯、炊事などの定型的な家事」に限定しない。

 「家族」が快適に、できれば幸せに暮らせるような動きをすること全般を指す。

 以下より、詳しく説明する。

家族は外部の家族との比較で評価する

 家族は自分の家族の構成員の良し悪しを、外の家族と比較することによって認識しようとする。

 「OOさんの旦那さんはたくさん稼いでくるし、家族サービスがいい」

 「OOさんの奥さんは気立が良くて、料理がうまい」

 「どうして、うちの旦那(妻)はそうじゃないんだろうか。。」

 このように比較によって、自分が精一杯やっていても評価を落とす場合もある。

 これは中々やるせないが、仕方がない。

 本当は自分の家族の絶対的な価値について、各々が「揺るがない基準」を持つことができれば、「よそはよそ。しかも、こちらの家族の良さは外からじゃわからない。」という強固な価値観を持つことができるが、こう言うことができている人はあまりいない。

 そもそも内省的で、言語能力に富んだ人間が少ないので仕方がのである。

 しかし、一方でこれが逆に、相手の旦那(妻)の実績を上回ることができれば、評価を上げることができる。

 そして、実はこれには個人が「今まで以上の努力をしてできることを増やす」等の努力をする必要はない構造がある。

時間と共に比較対象がどんどん「クズ」になる

 その理由は、時間と共に比較対象の外部の家族はどんどん「クズ」になる、と言うことである。

 どうして「クズ」になるかと言うと、これは「悪意」がある場合に限らず、大抵の場合において時間と共に家族が抱える問題が大きくなるからだ。

 「住宅ローンを組んで家を買ったのに、旦那の稼ぎが減って、返済が難しくなった」

 「子供が増えたのに旦那の稼ぎが増えないから、家計が苦しくなって生活の満足度が下がった」

 「旦那(妻)が運動をしないから、加齢で見た目が加速度的に悪くなっていくし、不健康になっていく」

 「家族が快適になるために問題を解決しない、旦那(妻)はクズだ」

 このように、比較対象である外部の家族は、時間と共にどんどん大きな問題を抱えていき、それに対応できない場合にその家族に不満を持つ。

 当然、大きな問題は個々人で完全に解決することはできないので、問題は基本的には放置される。

「クズ」にならずにいれば相対的に評価される

 この構造を考えると、家族に問題が発生しないように、慎重すぎるくらいの家庭の財務、心身の健康を管理すれば、家族に「クズ」と見做されるようなことにはなりにくいと考えている。

 もちろん、短期的には「気前が悪い」だとか「消極的だ」とかの文句は出るかもしれないが、30歳を超えたあたりから外部の家族がどんどんクズになっていくので、相対的に見れば慎重に対応した家庭の方がより良く見える。

 結局、相対的に有利になるには以下にも書いたように、「みんなと一緒」をやってたら差がつかないのでダメなのである。

「みんなと一緒」は高くつく
価格は需要量と供給量で決まる  価格は需要量と供給量で決まる。  需要量の方が多い時に価格は上がり、供給量の多い時には価格は下がる。  「世界に数枚しかない、かつ、これ以上作られないカード」で、それを欲しがる人が多い時には価格は上がるが、「どれほど希少なモノだろうが、誰も欲しがら...

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